かつて日本で神界劇と呼ばれるドラマが演じられた。 本書はその記録である。人間レベルではなかなか信じきれないドラマではあろうが、 これなくして現代の日本はない。つまり、こうした神々のドラマが紡ぎ出されていかなかったら、 日本は、そして世界は、今とはまったく違った世界になっていただろうからである。 予言によって告げ知らされていたような、悲惨な状況が地球世界を覆うことになったはずだし、 未だにその古いシナリオを信じている人々も多いなかで、何がその筋立てを変えることになったか、 何が働いて事態が変化したかについては、ほとんど知られてはいない。 ここにその秘密を解くカギがあり、ドラマがある。
まえがき 第1章 神界劇の筋立て 第2章 「おことば」のしるべ 第3章 国東を開くために 第4章 富士に立つ者 第5章 スサノヲの復活 第6章 高千穂への旅 第7章 天地開闢のシナリオ 第8章 新たなる展開 第9章 白山神界の再建 第10章 日本の夜明け あとがき