あなたは神にも子供がいることをご存じですか? 子供の神様のことを本書では子神と呼んでいるが、子神に関しては、 世界神話の領域でもあまり取り上げられてはいない。 その意味でも本書は新領域を開拓した画期的な書物といえる。 神界劇は、第二幕目に入ってさらに驚異的な内容へと発展する。 人間が神々と直接交流することさえ珍しいことだが、子神と人間の心温まる交流は、 神人共同で取り組まれた特殊なドラマを抜きにしても、十分楽しく読める。 人間が神という存在をいかに知らないか、いかに誤った認識を抱いているか、 そうしたことも本書は教えてくれる。評価の高い好著である。
まえがき 第1章 金龍姫 第2章 羊蹄姫 第3章 天使天子 第4章 大王星の子神たち 第5章 スターボーイ 第6章 菊理姫 第7章 さよりつ姫 第8章 雷神大王ゴロンタ 第9章 光姫 第10章 カサラギ姫 第11章 雷神リン、たちばな姫 第12章 三柱の彦星 あとがき