火曜日   異次元回廊
P78 平成24年7月24日(火)

 旧体制は物質太陽系、特に物質人間が住んでいる地球に、その本拠地を移し続けている。もともとここにあったものではあるが、機械化が進んでいくという意味で、その度合いが大きくなっているのが感じられる。地球人類の科学の進化は遅れている、と言われ続けていた。それは我々神界コースの仕組みが、成功裏に進行していたからだと思われる。
 今年の二〇一二年などは、宇宙科学を乗り越える年、とまで仕組み的に言ってしまったため、その反発もかなり大きい。その反面自然の復活も進行し続けていて、地球の自然は今かなり変である。科学の方もその進化を狂ったように推し進めているが、科学者や技術者はそのことの意味がわかっていない。まるでコンピューター科学の進化は、人類の勝利であるかのごとく華やかである。
 しかし、コンピューター科学は世界を破壊する科学であって、人類や宇宙にとって真の進化をもたらすものではない。それは宇宙の現状を見れば明らかだし、過去に遡ればさらにそのことは明白になってくる。ところが機械妖怪体制は、それを暴かれるのを嫌って、徹底的に仕組みを潰してくる。
 宇宙は物質人間の科学者によって機械化され、廃墟化されてしまっている。機械妖怪体制にしてみれば、それを温存することは必要不可欠なことなので、地球の科学者を必死になって育てている。それに導かれて現代の科学者は、まともな世界を壊す研究にのめり込んでいく。彼らは自然の世界を壊し続けていることに気づいていない。
 科学が見えない領域にどんどん入っていくということは、創造領域に入っていくことではあるが、それは自然が科学に取って代わるということであって、結果としては致命的な研究になってしまうのである。それは科学者そのものまで機械化してしまう逆現象が現れるからである。
 科学者が機械ロボット化してしまうと、もはや本来の自然な世界は失われてしまう。そのことが恐れられ、警鐘が鳴らされていたのは、二〇〇〇年前までだったのかもしれない。ハルマゲドンの恐怖が去ってからは、機械文明化が肯定されるようになっているようにもうかがわれる。二〇一二年で地球が滅ぶような警告もあるが、その実態がわからないため、人類はどんどん機械化し続けている。
 ハルマゲドンが地球の表では起こらなかったように、二〇一二年も地上ではわからない現象となるしかないのかもしれない。ところが異次元宇宙世界では、ハルマゲドンと同様に、その結果が現れ続けているのである。予言というものが異次元がらみのものであるということを、我々は知らない。またそれが機械体制側からのものであることもわからない。

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