月曜日   魔神体制の仕組み  
  P6 平成19年4月2日(月)  

  「魔神体制の仕組み」に取り組んで一月ほどで、仕組みはあっと言う間に終了した。
 このことの意味がなかなかわからなかったが、魔神界の悪影響が現場の物質人間の場にかなり大きく出始めていて、それが時間をかけることを嫌う原因になっていたらしい、ということが光の会の会員情報から判明した。そのことが理解できたとき私の心はやっと納得するものを感じたのだった。
 魔神界の悪影響が現場の人間世界に出ることの危惧は最初からあって、そのことについてはしつこく異次元に確認をとり、その対策も講じて、万全の形を築き上げての取り組みであった。そして、その対策によって物質人間世界は守られて、仕組みにじっくり取り組むことができる、と私は信じて勇躍魔神界の仕組みに取り組み始めたのであった。
 しかし、仕組みは考えていた以上に早かった。仕組みが拡大調で空間軸的に広がっていくということは、今までの流れで確認していたのでさほどの抵抗はなかった。しかし、そのことによる悪影響が思った以上に物質人間界に及んでいた、ということには気がつかなかった。というのも異次元の各界は、そのほとんどが仕組みの進行具合にマルをつけていたからであった。
 それでも魔神界のマイナスエネルギーは、無視できないほどの悪影響を物質人間界に及ぼしていたと思われる。そのことの問題点に関しては仕組みの緒力が確認していたらしく、無言の意思表示を仕組みの現場でしたのではないかと思われる。というのも緒力には表立って主張できるほどの権利も地位もなく、仕組み現場の神々が良しとする以上、余計な口出しをすることができないからであったろう。それで仕組みを一気に進めてしまったのではないかと思われるのである。
 魔神のエネルギーは正しい世界では非常に危険なもので、それを長い期間にわたってあびることは致命的なダメージを受けることにもなりかねない。その危険が現れ始めていたのではないかと思われるのである。そうした危険を未然に防ぐためには、仕組みを一気に早めてこなさせるほかはなかったのではないかと思われる。魔神界ごとは早い時間で一気にやってしまうことが鉄則とされていて、そのことがこれほど大きな仕組みでも実行されたのではないかと思われてきた。
 そうだとするならば今回の訳のわからない情況も理解できる。しかし、現実問題としては次の仕組みに対する準備もなく、先の見通しすらない状態に放り出されたことになるわけで、今後の対応に困惑せさざるをえなくなるのも当然のことだと言わねばならない。それでも早めにやり終える必要があり、それをこなすことができたのであれば、それ以上不平不満を並べ立てていても仕方がない。今後の展開をじっくり見極め、それに対応する策を練っていくことができればそれでいいのではあるまいか。
 そんなこんなを考えながら次の仕組み講座の形を模索しているのであるが、ここでしばらく次の形が見えてくるまで仕組みの方は休んで、その間に中断している以前の連載を再開するほうがいいように思われてきている。変化があまりにも激しくて読者諸氏には申し訳ないのではあるが、現実は現実、それに逆らわずに柔軟に対応していくほかはない。今のところはそんな風に考えているところである。
 ということで、次回からは中断している「生命進化への道」の連載に戻り、それを月水金の週三回続ける形で、一気に八月末までに書き上げてしまいたい。そして、仕組みの新しい形の見通しがつかない場合は、この講座そのものを閉鎖して、光の会の「仕組み情報」のコーナーで取り扱う形にしようかとも考えている。
 ともかく激動している仕組みに投げ出されないように、しっかりと足をふんばり、腰を落ち着けてやり通していく覚悟である。仕組みは成功しているのであって、決して失敗したのでも、つぶれているわけでもないので、そこらあたりはくれぐれも誤解のないようにしてもらいたい。
 
 
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