月曜日   第三期の仕組みの前段階  
  P42 平成18年8月7日(月)  

   先週このコーナーで、奇跡の復権復活を果たした肥田大神のことを取り上げたが、内容が中断している形なので、一応の結末をつけておくことにしよう。結論から先に言えば、肥田大神による魔神体制は成立しなかった。その訳は、単に実力がなかったからということだ、と思われる。
 正しく生きている者が、いきなり魔神になることなど到底できるものではなく、その過程には移行するための様々な段階があるように思われる。肥田氏は正しく生き続けた方だったらしく、魔的な経験をほとんど積んではおられなかった、という情報もある。肥田の神が負の働きをする場合は、旧体制につぶされた状態のときに起きるだけで、それを立て直すための努力は並外れたものであるらしい。
 そのため長い新体制宇宙を生き終っているような太陽系宇宙のメンバーは、仕組みの中心基地である太陽系から昇ったばかりで、元気いっぱいの肥田氏に期待をかけるのだという。意気に感ずるタチであるらしい氏は、無理をしてがんばり過ぎるのだと思われる。前回の全体宇宙のときもそうであったのだが、今回も魔神体制はまだ早かったのではあるまいか?
 もっとも宇宙がつぶれたとか、氏が失敗したということではなく、宇宙が成立しないので取り止めになっただけのことである。実力が養成されるまでは肥田大神の魔神宇宙はないことになる。しかし、だからといって、肥田大神の代りに太陽系宇宙の代表になる方はなく、今は十神界の調整代表部があるだけである。肥田氏が辞退されるからである。
 宇宙は同じ規模では二度代表として立つことはない。実力者はもちろんたくさんおられるのではあるが、役目を終えた方々に立つ権利はなく、これから立とうとされる方々の中では、今のところ肥田氏が最も溌剌としておられるらしい。そのため単独で交替して立たれる方はなく、十神界で調整する形になっているとのことである。
 肥田氏は今ユダヤとのかかわりで相当苦労しておられるらしい。ユダヤは元宇宙につながるほどの特別な民族ではあるが、仕組みつぶしに関しても最右翼、と言えるような立場でもある。肥田氏もその流れなのだそうであるが、彼らの魔的なパワーに打ち勝つことによって、先日正しい体制の代表権を得ることができた、といってもいいほどのものがある。
 ところが魔神体制の宇宙で魔神代表として立つ場合、そこらあたりの兼ね合いをどうすればいいか、ということがどうやら氏にはもう一つわかりにくいらしくて、悩んでおられるようである。地上の我々人類の最大の問題も、ユダヤ的なものであるのかもしれないが……。
 ユダヤがらみの問題はただ単なる地球レベルだけのものではなく、木星の仕組みや太陽系の宇宙にも深くからみついている。そして神界コースの第二期の仕組みが進行すればするだけ、その存在は様々な問題を巻き起こし、仕組みを撹乱し続けることだろう。それは逃れることのできない根の深いものであって、地球人類も彼らと苦しみを共にするしかない。
 ユダヤ民族は仕組みから見ると魔的な存在ではあるが、彼らにだって仕組みの立場がないわけではない。彼らはつぶれつぶしと呼ばれるグループで、過去につぶされ、今はつぶし役として使われている民族、と考えられるからである。でなければその系統から、肥田氏のような大きな宇宙の代表が立つわけがない。仕組みには裏表があるのである。当然ユダヤにもその形があるわけである。
 
 
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