月曜日   第三期の仕組み情報  
  P7 平成19年10月1日(月)  

   現代の各界コースに振り分けられた「縮図の仕組み」は、当然日本を中心に設定してあるけれども、その仕組みが始まる前に、それを準備するような大宗教運動があった。言わずと知れた幕末から明治にかけて生まれた、黒住教、天理教、金光教、妙霊教、そして大本教という五大新興宗教のことである。
 現代の仕組みは、第一世代の出口王仁三郎聖師の霊界コースから始まって、第二世代の戸田城聖師の仏界コース、それと重なって長沼妙佼女史の神隠しコース、第三世代が佐田靖治の神界コース、そして現段階の第四世代では幽冥界コースという形で進行し続けており、第五世代の冥界コースはまだ十八年もの先にある。
 そのことはそのこととして、この現代の仕組みの前に、それを先取りするような形での大宗教運動が起こっている。これがいったい何であったのかがわかり始めたのは、ごく最近のことでしかない。それが母神の仕組みらしい、というくらいのことしかわからなかったのだけれども、ここにきて少しずつ厚い秘密のヴェールがほどけかかってきている。
 このことは今連載している「生命進化への道」の次に予定している、「宇宙新生への仕組み」の中心テーマになっていくような課題であるので、ここではくわしく述べ立てることはしない。しかし最近、神界コースの第三期の仕組みがらみで、  (マルチョン)日月神示系の異次元の動きが激しくなってきており、そちらからの解明の必要性が高まり続けている。
「日月神示」は岡本天明師の自動書記によって出されたものであるが、この日月系の動きは、龍神界の仕組みに携わった出口なお教祖の系譜に連なるものとなっている。つまり龍神界の仕組みの立場で取り組まれているもので、霊界のものでも、仏界のものでも、神界のものでもない。もっとも霊界の神や仏界の神や神界の神と、龍神界の神との違いがわからない者には、そこらあたりのことはあまり理解できないかもしれないけれども……。
 幕末明治の宗教運動を仕組み的に正しく見極めることは、非常に難しいけれども、日月系の位置づけが定まってくると、かなりの整理ができるように思われる。天皇家の問題ともからむこの問題は、非常に興味深いもので、このことを究明しようとすると、異次元の動きもかなり激しくなってくる。1  そして、とうとう岡本天明師との接触が始まることとなった。しかしこの領域の問題は、父神と母神の仕組みにからむものであって、現代の各界コースの仕組みとは、別物であるということも明確にしておかなくてはならない。
 
 
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