水曜日   第三期の仕組み情報  
  P30 平成20年3月12日(水)  

   一般に公開しているこのコーナーに、仕組みの最新情報を生の形で出すことは、必ずしも良いことでも、必要なことでもないはずである。しかし、ここにきて仕組みがかなり発展してきていて、そちらに対応することで精一杯といった情況では、その最新情報を出しておく方が、かかわりを持っている者には有効だろう。
 今仕組みは落ち着いた状態で取り組める領域にはなく、一気に二段階の位相拡大を強いられて、その膨大な廃液の処理に四苦八苦しているところである。落ち着いてのんびり周りを眺めながら歩けるなら、興味深いエピソードをちりばめながら進んで行けるけれども、こう次から次へと拡大調で事が進むと、なかなかそうした余裕もなくなってしまう。
 二段階の位相拡大と言えば、レベルの高い宇宙がかなり広い領域で宇宙を完成させ終った後で、廃墟化しているような所まで昇った状態、とでも言えばいいのだろうか。そうした領域がたくさんあるようで、我々だけが正しい体制で孤軍奮闘しているのではない、ということがわかってきただけ安心できることではある。しかしながら、宇宙を完成し終っても帰る源がない、そうした悲惨な状態が放置されている、という現実を突きつけられているということでもある。 
 もう少し現場の物質人間にわかるようなやり方をしてくれればいいのであるが、所詮廃墟の機械妖怪に食いつぶされてしまっている宇宙発生の源であれば、宇宙を完成させてみたところで、ほったらかしの野ざらしでしかない。疲れて眠っているうちにまた廃墟の機械妖怪に食われてしまう。その繰り返しのようなのである。
 そうした廃墟の大掃除をして、廃墟の廃材廃液を回収する作業をし続けるのが、仕組みというものでしかない。もちろん我々の宇宙はまだ五歳レベルで若いので、これから成長していかなければならないので、そうした作業を嫌っていては何事も達成できないことになってしまう。仕組みとは宇宙を完成させるということでもあるので、掃除ばかりではもちろんないのだけれども、無限循環の悲哀を感じないわけでもない。
 
 
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