水曜日   父神と母神の仕組みについて  
  P1 平成18年8月9日(水)  

   今日から父神と母神、体制側の仕組みについて連載し始めることになるが、この分は著書としてまとめることを目指しているわけではない。アトランダムに、気楽に取り上げるつもりである。なぜかと言えば、仕組みと言うにはあまりにも変型なものであって、簡単に解明できないし、解説も難しいからである。
 仕組みというものは、宇宙革命、あるいは宇宙浄化宇宙変革を意味しているものであるため、体制側から仕組まれるということはほとんどないのではあるまいか。体制を維持することが体制側から目指されるわけで、体制を打破する動きが出れば、それはその時点で変革、革命サイドに移行することにならざるをえない。
 そうした感じのものなので、体制側の父神と母神の仕組みというものを明確にとらえることは、非常に難しいと言わざるをえない。それでも人類に託された仕組みを調べてみて、父神と母神がセットを組む仕組みが見当たらないのは、非常に不自然に感じられるので、そこらあたりを改めて眺めてみることになっていったのであった。
 すると思いがけないものが見えてきてしまったのであった。その見え方は、隠されていたものが何かの加減で表に現れてきたとか、誰かによって発見されたといった性質のものではなく、ただそこに当り前に存在しており、誰もが知っている有名な出来事であったため、かえってそれを仕組みとして見ることができなかった、といった性質のものであった。
 人類の仕組みというものは非常に規模が大きいし、過去から未来に及ぶものなので、その全体像を見通すことはなかなか難しい。たとえば第一回目と第二回目のアメノトコタチとワカヒルメの仕組みは、木星で長い時間をかけて取り組まれている。このことは現在の物質人間にはまったくわからない。わからないというよりはわかりようがないのではあるまいか。仕組みを担ってきた者が、宗教書や異次元情報を寄せ集めてやっとその片鱗が見つかる、といったものなのである。
 木星から地球に移ってきた仕組みにしても、ムー大陸とかアトランティス大陸はすでに沈没してしまっていて、我々はそれを限定された特殊な情報から、ほんのわずか確認することができるだけである。そして、そこにはスサノヲの仕組みとキクリヒメの仕組みがあったことは、やはり仕組みに取り組んだ者でないとわからない。
 日本列島を中心にしたスセリヒメとオオクニヌシの仕組みは、我々日本人にとっては直接的ではあっても、それを宇宙浄化宇宙変革の仕組みと見抜くことは、容易なことではないのである。さらには未来の水星でヒツジヒメとコトシロヌシの仕組みが予定されているなどということは、奇想天外なことで誰も信じないだろう。
 そうした神秘事項と違って父神イザナギと母神イザナミの仕組みは、目の前の誰にでも確認できる領域にありながら、最もわかりにくい形をとっているのである。そうしたことをこれからポチポチ取り上げていくことにしよう。
 
 
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