月曜日   物領賢者コースの課題  
  P18 平成19年1月15日(月)  

   物領賢者コースの場合は、新年に入ってはっきりした変化が現れた。若い世代の先導役が役目を終える形になった。つぶれたというよりは一定の役目を終えた、ということだと解釈している。その後は筆者が引き継ぐ形になって、引き続き物領賢者の仕組みは進行し続けている。
 現代の仕組みは、神界コースが中心になって相当大きな規模で拡大し続けているので、他のコースに仕組みが移るということは考えられない。それが元々の筆者の考え方であったのであるが、宇宙の仕組みで人類の仕組みが成功裏に進行することなど皆無ということから、いずれ筆者もつぶれるとみなされ続けてきた。そのため型通りの仕組みが世代分けされた形で進められてきたのであった。
 しかし、神界コースの仕組みがつぶれずに進行し続けていくということになれば、他のコースの仕組みは主導権を失うことになるわけだし、持っていき方も変わらざるをえないことになるのは、当然のことだと思われる。そうした意味合いから見れば、若い世代の先導役が務めた仕組みのレベルは、相当レベルの高いものであったと言えると思う。
 先行した三つのコースの先導役は、いずれも宇宙の星レベルで終っていたが、物領賢者コースの若い先導役は五段階の指導霊の課題のすべてを終えたばかりではなく、その上の独立宇宙から体系宇宙、さらには小枠、中枠、大枠と拡大していく宇宙の領域へレベルを上げ続けていったのだった。
 若い世代の課題はここまでである、ということで役目をとかれたのは、大枠のレベルにまで到達したところだったようで、そこから五十回の我々の宇宙の始源に至るまではそう遠い距離ではないのではあるが、やはり仕組みとしては、神界コースが先導してはるかに先へ進行しているため、それ以上の厳しい課題は無意味である、と判断されたのではないかと思われる。
 というのも仕組みは人類全体で統合され続けているためで、仕組みの先導役が二人も三人もいたのではまとまりがつかないし、レベルも違うので、当然どこかで調整しないわけにはいかなくなる。神界コースでここまで仕組みを進めてきた筆者にしてみれば、こうした形になるのは当然のことだと思うし、この方がはるかにやり易くなることは間違いない。
 なぜなら神界コースの仕組みはつぶれることなく、未来の仕組みを先取りするような形で進行し続けている状況の中で、若い世代の仕組みをバックアップするような形でしか動けないということは、なかなか理解できないことだったからである。やっと自分達の仕組みが戻ってきた、といった感じすらこちらにはあるわけで、この方がずっとバランスが取れて調整しやすくなるのである。
 若い世代の先導役やそのグループの方々にはご苦労さまでした、とその労をねぎらいたいし、仕組みは終ったわけではないので、新しい立場で今後ともよろしくお願いしますと言っておきたい。
 
 
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