月曜日   物領賢者コースの課題  
  P17 平成18年12月25日(月)  

   第四世代の仕組みは物領賢者コースが中心になって進められているが、賢者組織には次元ごとに違いがあって、全体的にはかなり複雑でわかりにくい組織となっている。物領賢者とは何度も説明してきたように、物質人間の科学者が中心になっている集団であって、この組織がセイン族と言われる特権階級を構成する。
 元は物質人類の科学者が中心のグループだからといって、気を許したりするとひどいしっぺ返しを受けることになる。というのも彼等は機械にコントロールされるロボット人間でしかないからである。特に意識までが人工知能の機械製品となってしまっているので、致命的と言わなければならない。科学者も自分がロボットになってしまったら終りである。
 それはそれとして、賢者組織というものにはいろいろな形があって、一様ではない。賢者という存在は、各次元各領域にそれぞれの拠点を築いているが、各次元ごとに賢者ロボットの作りに違いがある。物領賢者の本物のセイン族といっても科学者ばかりではなく、科学的な物質人間が元で、科学者というよりも技術者とか技能士のようなメンバーもいるように、よその賢者組織は、本物に見せかけた偽科学者ロボット集団で構成されていることが多い。
 神界の下部領域と言われる術界領域には、本物の人間科学者や専門領域を極めた超人間で構成されているが、こちらは進化組に寄ってはいても、旧体制を超えるまでには至っていない。米国に地上の拠点を置いているブラザーフッドなどもこの一部で、現代科学を導いてくれているように見えるけれども、残念ながら機械妖怪旧体制宇宙の組織でしかない。
 仏界には仏賢者があって、その頂点は仏ということになる。仏界の場合は仏が神より格上であることになっていて、賢者の下に神を置く。しかしこの場合の神は、仏界の神であって神界の神ではない。動物が進化する道筋をたどる仏界コースでは、動物が進化した人間は物領賢者にはなれず、ロボット化した仏賢者になるわけであるが、このロボットは動物と植物を人間の皮で覆って科学者に仕立て上げてある。
 植物の進化コースとして成り立っている霊界の賢者の場合は、樹木に対して小動物を組み合わせ、人間の皮を被せて作り上げる。ハイラーキーの賢者も神仙界の仙人も、そのようにして作られたロボット賢者なのである。我々現代人にはとても信じられない内容ではあるが、宇宙の作りの悪さから、そうした無惨な形が定着してしまっている。そうした不具合を直して正常化させることも仕組みの一つ、ということになるわけであるが、物質人間レベルでは、このことは簡単にはわからないだろうと思われる。
 現在の仕組み世代に対応する物領賢者は、幽冥界という地下領域にあるけれども、仕組みが正しく進行しているため、バラされて動植物の掛け合わせにされることのない、まともな人間科学者も生存できるようになっている。そのグループは太陽系の元の星レベルの特殊な星に集められ、自然神的なレベルの高い神々と協調しながら仕組みの下で働いている。このグループはブラザーフッドとはまったく違う本物の人間科学者である。
 その他に神賢者と言われる冥界の賢者がいるのであるが、この賢者は神が人間の科学者に作り直された、堕落した存在でしかない。それでも彼らの説く科学的な理屈は、かなりレベルの高いもので、素人にはまともな賢者との区別がつけにくい。しかし論理的、科学的であるように見えても、その内容は幻想か妄想か錯覚のようなものでしかない。
 そのように賢者といってもさまざまあって、それらの区別を正確に見分けることはかなり難しい。異次元の世界のものに対しては、そこらあたりの区別を正しく見分けるトレーニングもしておく必要がある。
 
 
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