月曜日   物領賢者コースの課題  
  P21 平成19年2月5日(月)  

   仕組みは思いがけない方向に展開している。「鎮魂の年」と言われるだけのことはある、と今年は早い段階からわかりやすくて助かっている。昨年は「高徳の年」と言われて、その内容が十二月末になるまでわからず、最後の最後になってそれらしいことが出てきたのだったが、今年は正月から鎮魂しなければこなせないような大きな変化が起こっている。
 人類の仕組みが終って一段落もつかないうちに、「進化の仕組み」とでもいうような異次元の先祖がらみの仕組みが動き出したと思ったら、今度はその先祖方は正神界に残られる方々ではなく、魔神界に移籍する方々であることがわかってきた。このことは奇想天外なことのように映るかもしれないが、そこに次の段階の大きな仕組みがつながっていると、それなら当然の展開だということにはなってくる。
 神界コースの仕組みが一九九九年に終ってからは、若い世代の物領賢者の仕組みに移ってしまって、神界コースの課題が見失われる形になってしまった。それから七年ほどで人類の仕組み全体が終るような急激な展開になっていったのだが、ここにきて仕組みはさらに新たな驚異的なものに変わってきた。膨大な廃墟宇宙を相手にした「魔神体制の仕組み」といったものが現れてきたのである。
 宇宙には三つの形があって、「正しい体制」と「魔神体制」と「神機体制」の三つの体制があって、それぞれが宇宙では権利を保っていて、巡っていく流れがある。しかし、無限に拡大した宇宙が廃墟化して捨てられているということになると、旧体制宇宙はもう生き終ってしまっているように思われるかもしれないが、必ずしもそうではない。
 廃墟が解消されて本来の何にもない無元が復元再生されるためには、いくつもの仕組みを積み重ねていかなければ達成できない。そのことは三十年間にも及ぶ仕組みごとを成功裏に進めてくると、否応なく思い知らされてしまう現実である。今年に入って次の段階の新しい仕組みが姿を現わし始めているのであるが、それが膨大な領域と対応している「魔神体制」の正常化の仕事であるとは、思いもよらないことであった。
 この仕組みの内容はまだまだ謎が多く、たくさんの確認作業が必要であるけれども、神界コースを中心にした次の段階の仕組みであることは間違いないのではないかと思われる。このことは人類の役目がまだ終ってはいないことの説明にもなるので、是が非でも正確につかみ出さなくてはならない。急転直下の変化を「またか」と無視しないで、気長に待っていてほしい。
 
 
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