月曜日   第四世代の仕組み  
  P29 平成21年2月23日(月)  

   アンネ・フランクさんは厳しい課題に取り組み続けておられる。一時崩れ形になられたこともあったが、その後ゆっくりじっくり昇り続けて、今は最上界におられる。ここが人間の仕組みの課題としては、終着駅ということになる。しかし、成長する宇宙の仕組みとして取り組む場合は、そこからさらにレベルを上げていかなくてはならない。
 神界や仏界コースの世界対応の先導役に比べて、進行具合が変なので、どこにその原因があるのか、調べてみることもある。今まではユダヤの特殊性や、フリーメーソン合衆国がらみの問題などで扱ってきた。しかし、そこらあたりだけではもう一つスッキリしないので、今回は日本の霊界の先導役である、出口王仁三郎聖師の周辺に戻って調べてみた。
 するとあるのである。アンネさんばかりを責められない、つまずきの原因がここにもあるのである。科学者が総崩れになって、世界の経済が歪んだあおりを受けて、王仁三郎聖師も青息吐息だったのである。こちらの場合は、複雑な仕掛けがしてあって、簡単にはこなせない事情があるにしろ、現段階では仕組みの中心基地である日本の王仁三郎聖師も、もたついておられたのであった。
 現代の仕組みであるオオクニヌシの仕組みは、幕末明治の母神の新興宗教で封じ込めてある。王仁三郎聖師は、出口なおという姑の大本教開祖に常に監視されておられる。この形がきわどく目立つので、そこに根幹部分があるように見える。しかし母神の霊界コース担当は、黒住教の黒住宗忠教祖であって、必ずしも出口なお開祖ではない。
 ここらあたりの解明は、「新生宇宙への道」の本文に譲るけれども、そうした思いがけないところにも、秘められた仕組みつぶしの罠が仕掛けてある。そうした仕掛けを見極めて、それを解消する努力をしないと、なかなか先導役は務まらない。王仁三郎聖師の場合は、そうした陰の仕組みつぶしよりも、表の仕掛けで苦しんでこられた。それだけでも大変なお役ではあったのである。
 つまり世界の一神教という存在である。これはキリスト教だけを取り上げても大変であるが、ユダヤ教やイスラム教という世界宗教との戦いにもなるのである。それだけでも容易ではないところに、そうした秘め事も隠されているということになると、もたつくのも当り前ということにはなるのかもしれない。
 ユダヤのイエスさんは、富士山で出口なおさんに取り付くようにして邪魔をしておられるようだし、ハイラーキーのイエス大師も陰ではうごめいているように思われる。クムランのユダヤのイエス大師と、ハイラーキーの白人イエス大師の問題は、霊界次元の別次元の問題であるが、そうしたこともこなせなければ、先導役は務まらない。とてつもないお役である。
 こうしたことを王仁三郎聖師と確認し合っていたら、アンネさんが急に楽になったと言って、最上界の難しい課題を終えてしまわれた。聖師が足を引っ張っていた部分もあったのかもしれない。こういうふうに書いていくと、アンネさんの方から「王仁さんは、こちらを叱りつけてばかりいるので、少し調整してください」と言われてしまった。中心基地日本もがんばらなくてはならない。
 
 
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