水曜日   エピソード(異次元の諸相)  
  P3 平成20年7月9日(水)  

   現代インドの確立のために働いた先祖に、ネールとガンジーという偉大なお二方がある。この先人の動向を異次元に確認してみたところ、興味深い違いがあることが判明した。
 世界を舞台に大きくはばたいたネール首相は、現在もまだインドに残って活躍しておられるそうである。もちろんその形は仏界人形神ということになるのであるが、物質現場で人気のあった方々は有名税が高くつく、ということなのであろう。
 インド政庁のあちこちを活動の舞台として、今も異次元で大活躍しておられるのだそうである。良い悪いは別として、宇宙世界の様相は新体制下で変化し続けてはいるものの、機械調整の構造は簡単には崩れてはいかないようである。
 一方ガンジーという方の場合は、生命進化のまともな道筋を極めて、神となって宇宙へ昇られたそうである。かなり早い段階でのことらしい。さすがと言えばさすがで、お二方の違いというものは、やはりなといった感じである。
 地球に残る方がいいのか、宇宙へ昇る方がいいのかは、単純には判断しきれない問題があると、最近の筆者は考えるようになっている。仕組みとか、生命進化という正の立場から見ると、ガンジー氏の立場でなければ値打ちがないように思えるのだけれども、旧体制の負の形から見ると、ネール氏の形が悪いとは、必ずしも言えないような気がしてくるのである。  仕組みで苦労している身には、旧体制は魔的でしかないが、旧体制宇宙が長々と運営され、現在でもしつこい温存工作が続けられていることから判断すると、旧体制の魔的な形も捨て難い魅力があることになってくる。だいたい物事は魔的である方が見栄えがいい。
 こう書いたからと言って、旧体制の方に寄るとか、仕組みの仕事を無視しようということでは決してないが、残留しているお人形方は、けっこう生を楽しんでおられるようなのである。正統派が仕組みごとでヒーヒーもがき苦しんでいるのを知ってか知らずか、我が世の春が続いているようなのである。
 もっとも機械が動かしているだけの世界だし、その歪みには耐え難いものが多いことも確かなのであるが、完全に切り替わらないかぎりにおいては、妥協点も必要かもしれない、そんな気もするのである。
 
 
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