月曜日   仕組み革命  
  P57 平成22年11月29日(月)  

   仕組みは地球人類とはほとんど関係のないところで、深く静かに進行し続けている。それは人間には思いもかけないほど大きなものであるが、物質世界とはかけはなれた次元で展開しているために、物質人間とは無縁に近いものとなってしまっている。残念なことではあるが、やむを得ない事でもある。
 人間の関心がもう少しこの世界に向かっていたなら、もっと違った展開になっているかもしれない。しかし、ほとんどの人間は物質世界を越えた宇宙に対しては、空想とか想像以上の関心はないようで、いささか幻滅しているところである。異次元や宗教に関しては、善的であれ魔的であれ、現世利益のないものは見向きもされない。それが現実のようである。
 それでも仕組みは物質人間社会で進行し続けていくのだから、それもまたおかしな現実である。もっとも仕組みが完成するのは、もちろん神レベルの調整が必要であって、いくら人間ががんばってみたところで、限界は知れている。だから人間は無関心ということなのかもしれない。それならそれでもいいわけで、実質こちらの成長が地球物質世界で順調に進行していけば、とりあえずはそれでいいことになっている。
 その意味ではかなり厳しい現実生活を余儀なくされているが、仕組みを担う意味からはほぼ満足のいく結果が出ている。無視されたおかげで非常に楽な仕事が出来ていることは間違いないわけで、その分逆にありがたいと思い続けてきた。仕組みにとってはその方がよっぽどいいことになるはずである。
 ただ、人類に知らせる努力をしなかったと言われるのは困るわけで、それなりの努力はしたつもりであるが、やり方が悪かったのかもしれない。そこらあたりはこちらの実力がなかったことにはなるが、仕組みに対しての実力は人間には信じられないほどのものになっているので、その埋め合わせはついているのではないかと思われる。
 世界が違うということはやっかいなことで、異次元のメンバーには必要不可欠なものになっているのであるが、物質世界ではまったくの無意味な仕事となっている。ほとんどの人間が必要としてはいないし、気違い事としか思わない。その方がかえって人間で仕組み事をする場合には都合がいい、ということだけは重ねて言っておこう。嫌味でしかないのかもしれないが。
 
 
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