月曜日   仕組み革命  
  P61 平成22年12月27日(月)  

   本年最後の仕組み講座であるが、この講座も古くなって、今年いっぱいで模様替えしなければならなくなってきたようである。今年の暗夜行路の年がそのことを決定づける働きをした。もちろん仕組みの流れが必然的にこうした展開をもたらしたことになるわけであるが、ここまで来るにはそれなりの努力がなされたということも、確認しておかなくてはならないだろう。
 第三世代の神界コースの仕組みが、若い第四世代の物領賢者コースに無理やり移行させられたのは、一九九九年のハルマゲドンが回避された後のことであった。霊界コースの一神教や仏界コースの仏教の仕組みが失敗に終り、仕組みは神界コースにバトンタッチされ、その仕組みが成功することによって、ハルマゲドンの悲劇は回避された。
 その後賢者コースに仕組みがバトンタッチされたわけである。旧体制の仕組みにはパターン化された仕組みがあり、それが型通りに進行していくことが正しいとされ、成功している神界コースの仕組みメンバーはお役御免となった。仕組みを奪われたメンバーは半減し、光の会は衰退していった。
 そのことに納得がいかないグループだけが残って、引き継がれた仕組みのバックアップと確認のために、この仕組み講座は開かれたのであった。その後の経過は受講者の知るところであるが、仕組みは結局神界コースに帰ってくることになった。当然と言えば当然のことであったが、永遠の支配を目指す旧機械妖怪体制は、今でも仕組み潰しの設定にこだわり続けている。
 そして、昨年から今年にかけて徹底的な乗っ取り潰しの悪逆非道を仕掛けてきた。今年の暗夜行路はその最後の悪あがきとでも言えるもので、その困難を乗り越えた神界コースの仕組みは、秋から年末にかけて新しい芽を出し始めた。それが明確なものとして定着するには、まだ時間がかかりそうであるが、多方面に渡って模様替えをしなければ、それに対応することが出来ない感じがしてきている。
 そのためこの仕組み講座を模様替えして、新しい仕組みの流れに適応できるものにしなければならない。どのようにするかについてはまだ具体的なものとして確立されてはいないが、四月の新年度まで待てない課題もあるため、見切り発車になるかもしれないが、新年早々から新しい試みを始めてみる予定である。
 手探りしながらのものでしかないので、変化してしまうかもしれないが、四月の新年度までには新しい形が完成するように、それなりの努力をしていきたいと考えている。仕組みの課題は確定されているものではなく、あくまでも手探りで新しい形を模索するのが原則なので、そのように取り組んでいくしかない。

 ここまでお付き合いいただいた受講者の皆様には、心より御礼申し上げます。そして、新しく発展していく次の試みにもお付き合い賜りますよう、心からお待ち申し上げております。暗夜行路の仕組み潰しの圧迫に喘いだ今年、その苦しみの結果は、仕組み的に見ればすさまじい成果を伴って終りかかっております。
 それが物質世界に現れるまでにはまだまだ時間がかかることでしょう。そして、さらに大きな新しい課題、あるいは難題を克服しなければならないと思います。簡単にこなすことの出来ないほどのものが感じられますが、それでも未来に向かって開かれていく予兆は、心躍るものです。仕組みに取り組む者には何物にも代え難いものがあるはずです。

  良い年末年始を迎えられますよう、心よりお祈り申し上げます。
 
 
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