火曜日   異次元回廊
P13 平成23年3月29日(火)

 新体制の仕組みが少しずつ進行し続けている。現実的には旧体制の総攻撃が圧倒的な勢いで押し寄せて来ているといった感じであるが、その流れの中で少しずつ新体制の形が築かれていく。東北関東の大災害は、旧体制派の仕組み潰しの垂れ流しであるが、その影響を受けて、仕組みの中心基地である日本の異次元の各領域に、過剰な負担が覆い被さってきている。
 波状攻撃的に押し寄せるそうした旧体制の総攻撃は、以前は富士山の北口本宮浅間神社で調整されたが、今回は東京の浅草寺で調整された。前回は神界の調整であったが、今回は当然仏界の調整ということになる。浅草寺は修験宗なので、必ずしも純粋な仏教ではないのかもしれないが、とりあえずは真言宗と結びついた仏界領域といった扱いとなっている。
(現在浅草寺は聖観音宗とのことだが、本来寺は天台修験、浅草神社は元寺込みの修験宗。現在では寺と神社は分離されているとのこと。異次元界では合わせて仏界領域となっている。)
 修験宗の開祖は役の小角であって、彼はユダヤ系の仕組みの先導役由良姫とセットを組んで、大和の仕組みを潰した立役者の一人である。彼は今でも弘法大師の背後から、つまり仏界領域で仕組み潰しに暗躍している。仕組みに目覚めた弘法大師を、再び元の状態に戻してしまったのも、彼の働きが大きかったのではあるまいか。
 浅草寺の観音神は、佐田の子神たちがお世話になった秘仏系の十一面観音であられるが、十支族系、つまり元宇宙系の方なのだそうである。表の聖観音も十支族系であるとのことで、本来は仕組みを担う立場、それが神界同様潰され形になっておられる。その浅草寺で観音神は、以前から佐田がらみで仏界のエネルギー調整をし続けておられた。
 レベルが上がった最近は、富士浅間神社のコノハナサクヤヒメ大神と同様、お寺から追い出されてしまわれて、上空から心配そうに仕組み現場を眺め続けておられた。そして、仏界担当のお寺組が危うくなっているので何とかしてほしい、との依頼を佐田にし続けておられたのであった。富士の浅間神社と同じようなバックアップをして欲しい、という依頼もあった。
 浅間神社は今年の一月十一日のことであったが、その後事あるごとにそうした依頼を受けていた。しかし仏界コースの問題なので、あまり出過ぎた真似をしないように、慎重に見極め続ける姿勢をとっていた。そして、今回の大災害の影響でこれ以上は待てないと判断して、浅間神社と同様の措置を取らせていただいた。
 つまり新体制の科学者の機械基地を幽界にセットして、そちらからお寺や地元の方々の同意の元に、佐田組のバックアップで調整をさせていただくという形であった。元々ここには妖怪科学の機械基地が築かれていて、そのことを指摘したことがある。この後それがなくなっているので、変だと思っていると、佐田に知られて発表されてしまったため、魔仏界の背後に隠したということであった。
 その跡地だけではすまず、お寺を包囲するほどの大規模な機械体制の基地が必要ということで、新体制の科学者で守護することとなったのであった。これから展開する科学文明の流れに押し流されることのない、新体制の仏界の仕組みの拠点とするための処置であった。三月二十一日のことで、それからは以前のように、元の子神たちも出入りが出来るようになっているとのことである。
 今後は霊界の基地が必要ということで、浦上天主堂の名があがっている。仕組み日本の各界の守護をするための、新しい体制が築かれて行く流れであるが、仕組みは後半に向けて動き出してきたようである。

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