火曜日   異次元回廊
P12 平成23年3月22日(火)

 今回の大震災は、自然と科学が抱き合わされたものとして、仕組みがらみでもたらされたものである。そのことは仕組みの課題をこなしていく過程で、毎日のように思い知らされている。その動きは仕組みを潰すためのものであり、新体制の科学を破壊するためのものでもあった。
 仕組みの中心基地として、宇宙革命の大役に挑み続けている日本の立場は、世界の立場より重要なもので、そこを潰すことが旧体制の目標となっている。世界の縮図として位置づけされ、仕組みの中心としての課題が降ろされる日本には、神的な自然ばかりではなく、科学文明に関してもそれなりの地位が確保されていなくてはならない。
 地球世界は機械化していく文明段階にあるが、仕組みの先導役を務めている日本の場合は、科学に関してもそれなりの役割を果たさなくてはならない。日本が背負わされている科学は、新体制の科学であって、宇宙を支配している旧体制の科学ではない。世界の場合は旧体制の勢力が強く、そちらから日本を包囲して、新体制の芽をつんでしまおうとする傾向がある。
 今回の原発の破壊に関しても、異次元的にはそうした動きがあった。最悪の破滅を回避しようと今日本人は懸命の努力を続けているが、異次元からは情け容赦なく、膨大な量の廃液が注ぎ込まれてくる。人間にはコントロール出来ない状態にして、押し流そうとしてくる。その動きは宇宙中を巻き込んでのものであって、宇宙では新体制と旧体制の科学がぶつかり、激しくもつれ合っている現実がある。
 地震と大津波による自然災害に関しては、新生脱皮する宇宙の身じろぎによるもので、その被害は人間にとっては耐え難いものであるが、克服していかなくてはならないものである。そして、その陰には魔的なエネルギーの動きがあって、それが科学と自然との分離をはかろうとしている。仕組みは今魔神体制の流れの中にあり、世界では人類レベルでの激しい摩擦が起こっている。特にそれはイスラム社会において現れているが、魔的なものは必ずしも中東のアラブ圏のみでうごめいているわけではない。
 中国やロシアにもそうした芽があって、日本に対する包囲網が築かれ始めている。米国にしてみたところで、協力関係にあるように見えて、仕組み的には必ずしも一枚岩と言うわけにはいかない。異次元科学者の組織であるブラザーフッドは、米国を世界の支配者として確立するための旧体制の手先であるが、その組織がヨーロッパを抱き込んで、日本の仕組みを潰そうと狙っている。
 そうした中で日本は、新体制の新しい科学を打ち立てなくてはならない使命がある。目には見えないそうした人間同士の相剋は、正しい魔神体制の確立を導くためのものでもある。悪は宇宙世界にとっては必要悪であって、消すことの出来ないものである。しかし、そこには秩序がなくてはならない。
 自然、それは神的なものであって、悪にも科学にも侵されてはならないものである。本来の宇宙世界はそれら三つが分離されていなければならない。しかし旧体制の妖怪科学文明は、それらがないまぜになっていて、混沌としている。それを正して新しい世界を築き上げることが宇宙では目指されており、日本はその中心基地になっているのである。
 神界コースの仕組みの先導役の立場を得た佐田には、物領賢者(科学者)の導師が異次元レベルで就いていることは、以前の仕組み講座で紹介しておいた。男と女が別立てにしてあるが、キュリー夫人をはじめとした女性導師の先祖の科学者方は、現在全員が魔神化している。このことの意味は、科学者は欲望の追求で目が見えなくなる性質があるということであろう。宇宙ではそれが魔的な世界を作り出し、しかも神をも機械化して食い潰してしまった歴史を持っている。
 しかし、魔神化は必ずしも旧体制的であるとは言えない。宇宙にとって魔神体制は必要不可欠な三体制の一つだからである。女性導師方がそのまま魔神化してしまうとは考えられないが、現段階の宇宙では仕組みが魔神体制の調整段階にあるため、その役割を人類の仕組みの中でこなそうとしている現れだと思われる。しかし、魔神パワーが人間世界にもろに現れると、正しい世界で生きようとする者にとっては、非常に厳しいものとならざるをえない。
 この課題は仕組み的には巡っていくものなので、このままの形が定着するわけではない。魔的なパワーが善世界に現れるということは、非常に危険なことであるため、その行程を早める必要が説かれている。そのため今急ピッチで魔神体制の仕組みが進行しており、いずれはまともな形に落ち着くと思われるが、もうしばらくは続くと考えておかなくてはならない。そこらあたりが2012年の予言と重なるところではあるまいか。

 新体制と旧体制ということに関しては、日本にも旧体制派が幅をきかせており、世界にも新体制派が活躍していることは、もちろん言うまでもないことである。こうしたことは表面だけでは見極めきれないが、仕組み的に見ればそうした背景がある、ということを言っているに過ぎない。
 原発の放射能汚染に関しても、仕組み的に言えば、エイズと同じように、瞑想がそれなりの効果を上げ得る、ということを付記しておこう。信じてもらえるかどうかはわからないけれども。

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