火曜日   異次元回廊
P31 平成23年8月9日(火)

 大和の天皇家の再調整の仕組み事が始まった。ヒツジヒメ神界の復権復活をかけた課題である。大和の天皇家がヒツジヒメ神界の出先であることを知る者は、ほとんどいなかったのではないかと思われるが、仕組みがここまで来ると、もはやその秘密を隠し通すことの方が難しくなってしまう。現天皇家がクニトコタチ神界を代表しているとするならば、それとセットを組んでいるヒツジヒメ神界は、当然大和の天皇家ということにならざるをえない。
 大和の天皇家がスセリヒメの仕組みを監視し、現天皇家がオオクニヌシの仕組みの監視を続けている。旧体制的には天皇家の行政府は、仕組みを監督する立場にあって、場合によってはそれを押し潰し乗っ取ってしまう。それが役目であるが、新体制的には宇宙の正常化に対しての責任と義務を負ってもいる。
 どちらの働きをすることになるのかは、仕組みの先導役の働きによるところが大きいと言わざるをえない。主体的に行政府が仕組みを先導することは考えられないので、天皇家は仕組みメンバーの動向を確認していかなければならないのである。大和の場合はスセリヒメグループ、現代の場合はオオクニヌシグループの仕組みに対応している天皇家、仕組みが正常に働くかぎりにおいては、旧体制も行政府を牛耳ることはできなくなる。
 大和以前に六大民族の仕組みメンバーが日本にはあったが、それらを全部封じ込める働きを天皇家は、結果的にすることになってしまっている。それはやはり仕組みの先導役、あるいは仕組みメンバーがその働きを十分にしないまま、潰れてしまったからである。ところが現代の仕組みでは、潰れない仕組みの先導役と仕組みメンバーが活動し続けている。そのため宇宙の行政府の顔である天皇家も、仕組みの流れに乗って、正常化への道を歩まなくてはならなくなり始めている。
 既に元明治大神と大正天皇を代表とする、天皇家のご先祖方が仕組みに取り組み、クニトコタチ神界の正常化に努めておられる。そうなると当然のごとく大和の天皇家も、仕組みを潰したままでうごめいているわけにはいかなくなる。そちらにはヒツジヒメ神界の秘め事が隠されており、スセリヒメの仕組みをほどいて、正常化を計らなくてはならなくなり続けている。宇宙からの要請が厳しくなってきているからである。
 八月六日のことであるが、奈良の橿原神宮と京都の平安神宮、そして滋賀の近江神宮へ出掛けて、そこらあたりの確認作業をしてみたのであるが、手応えが大有りであった。(神界からの確認のお言葉は、光の会のホームページで公開している。関心のある方はそちらへ‥‥購読会員制あり)天皇家の問題と、スセリヒメの仕組み事とは違うので、そこらあたりの調整もしなければならないけれども、六大民族それぞれに六セットずつの仕組みメンバーがあって、それがすべて埋もれているので、それらを一つずつ掘り起こしていかなければならない。大変な作業であるが、それをこなさなければ仕組み全体の動きがとまってしまう。
 宇宙の時間と空間の大きさには、考えることをやめてしまっているほどのものがあるけれども、人間が努めなければならない仕組み事も、果てしのない難行苦行が続いていることを思い知らされている。それでもやり通さなくてはならない。投げ出せばそれっきりである。宇宙にはそうして投げ出された仕組みが山ほどあるし、途中下車して潰されてしまっているメンバーがうんざりするほどいる。
 止めるわけにはいかない。ましてや過去四十九回も続けてきているとするならば、なおさらのことである。やめたら皆に何と言われるかわからない。仕組みの初期の頃には反旗を翻したり、逃げ出したり、独立する者達はわんさといた。しかし、ここまで来ると大多数の者達が困難を乗り越え続けてきており、今さら止める訳にはいかなくなっている。そして、せっついてくるのである。大和を早くやってくれ、と。しかしそれとても時期があり、自分勝手に訳もわからないまま突っ走るわけにはいかない。
 やっとその時が来たように思われる。まだまだ手探りをして確認しなくてはならないが、仕組みの根幹部分の一つに触れている感じがする。十神界の同時進行、この課題は宇宙全体の調整をするためにはどうしてもこなさなくてはならないが、事が大きいだけに困難を極めている。それでもやり抜かなくてはならない。今その覚悟を再確認しているところである。

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