火曜日   異次元回廊
P80 平成24年8月7日(火)

 大和王朝がらみのヒツジヒメ神行が終ったのは、八月三日の熊野本宮大社の参拝行が成ると同時のことであった。日本を縮図がらみで五十県に区分けしてのヒツジヒメ神行は、過去の大和王朝がらみということもあって、現天皇家のクニトコタチ神行を払い除けて進むほどの勢いで、無事完了の運びとなった。これに伴って、トヨスキイリヒメ、ヤマトヒメ二代の伊勢五十鈴神行の再評価もなされることになっている。
 現天皇家がからむクニトコタチ神行は、現在進行中の明治維新第二幕の流れと共に、今後の課題ということになっているけれども、旧体制の反発が激しいこともあって、見通しは難しい。しかし、仕組みは新体制有利の流れで進行し続けているので、なんとかこなせるのではないかという予測である。
 もっとも仕組みは、十神界がバランスよく調整されないと成り立たないので、天皇家がらみの二神界のみでは、如何ともし難いものがある。特に科学者がからむイザナギ、イザナミの両神界の仕組み組は壊滅状態であるので、そちらの対策を考えなくてはならなくなっている。
 機械化し続けていく地球人類社会を眺めながら、複雑な思いでいるのは筆者だけではないと思われるが、科学者組はもう少し自分達の責任を自覚してほしい、と訴えないではいられない。科学は必ずしも人類の文明の成果のみではないからである。





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