火曜日   異次元回廊
P127 平成25年7月30日(火)

 日本から世界へと引き継がれていった行政府の仕組みの動向を、ここのコーナーでアトランダムに取り上げていきたいと思っているが、地球人類を中心にした仕組みは、宇宙全体をからめて今大きく展開し続けている。そして、今年の「修復と構築」というエネルギーの動きから展開される仕組みは、思いがけない結果をもたらして進行し続けている。仕組みには我々人類が直接現時点で担っているものと、過去に取り組んで潰れてしまったものがある。
 現在生きている仕組みの場合はまだ扱いやすいけれども、過去に取り組まれて潰されたものや未来に用意されているものなどは、旧体制化されているので扱いが非常に難しくなってくる。過去に終わってしまっているものに何の関係があるのか、現場組はそう考えたくなるのであるが、旧体制側はそれらの優秀な宇宙を潰して使うことを得意分野としている。また機械でコントロールするので、過去や未来は簡単に操作できてしまう有利さがある。
 仕組みとは、宇宙運営を終えたゴミ捨て場の大掃除が中心となるわけであるが、規定の大枠五十回が終わってその大掃除ができないと、どんどんゴミ捨て場以下の領域に宇宙が沈み込んでいってしまう。宇宙は幻とか霞といった状態に薄れていきながらも生き続けることになる。それらが全て生き終わって廃墟となるまでには、相当長い時間がかかってしまうことになる。その間に何度も何度も仕組みメンバーが編成されて取り組み直すのであるが、それが潰されるとそれも長々と生き延びてしまうことになるのである。
 仕組みには長い宇宙の歴史で彩られた定型がある。五十回が終わって最初に組まれるのは、管理システムの機械組織である。それは四組ある。代表格のオオクニヌシのもの、行政府のクニトコタチのもの、ゴミ捨て場管理の五女イザナミのもの、そして科学者のイザナギのものの四つである。
 それが失敗すると、次からは神々の仕組みが動き出す。第一次はゴミ捨て場担当の五女子供組の五世代六セット、それが失敗に終わると今度は第二次の神の仕組みが始まるが、その場合はオオクニヌシ大神とスセリヒメ大神の宇宙の代表格の実力者が取り組む形が一般的である。これも五世代六セットが失敗して終わると、次の第三次の神の仕組みが始まるのであるが、この場合は十神界の代表が取り組む形になっている。この場合も表向きは五世代六セットであるが、実質的な仕組みメンバーは十神界のメンバーが責任を果たさなければならない形になっているように思われる。
 それが終わるといよいよ人類の仕組みとなるのであるが、この場合も十神界を代表する形になっている。そのことは何度も紹介してきたので大方理解してもらえていると思うが、人間の場合はかなり複雑な形になっている。木星の幽界人間、地球の精霊界人間、物質地球人間、縮図日本人、そして水星の精霊界人間で終わりとなる。人類の仕組みも形としては五世代六セットであるが、よく調べてみると十神界で責任を取らされている形となっている。
 初めの頃の小規模の宇宙の場合は、全体の大掃除をすることが出来ていたと思われるが、最近では膨大な廃墟全体を処理することはほとんどできてはいない。そのため中途半端で終わってしまった宇宙が機械妖怪の餌食となってしまう。盤古組やケツァルコアトル組、ウラノス組は全体を二度以上こなしたグループであるが、その後潰されてしまっている。老大神組と老大主組は一回ずつ成功しているが、その後潰されて仕組み潰しに使われている。
 八月から佐田が取り組むことになった東照宮巡りは、もちろん徳川家康公がらみであるが、そうした過去や未来の仕組みの潰れ潰し組との戦いになっていくことになりそうである。今年の「修復と構築」の課題は、全宇宙調整の二段階目に入る節目での大きなもので、今までよりさらに厳しい取り組みとなることが予想されるが、その向こうに次の十年の過程がおぼろげに見えてきている興味深いものでもある。

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