火曜日   異次元回廊
P130 平成25年8月20日(火)

 月例会で最新情報を出したばかりであるが、その後一気に仕組みが進んだ。一定の領域の整理が終わると、必ず次の領域に拡大するのが仕組みというものであるが、今回もその段階を越えて新しい廃墟領域に拡大した。この情報は月例会後に展開した新しいものである。月例会での話は内側の整理段階のものであるが、この報告は外に広がる過程で起こった、興味深いエピソードということになる。
 外はまっさらな無源と思わされて内側の整理に汗水たらし、それが最終段階に至ると次の領域に拡大する。今までどおりの展開であるが、今回は周囲が膨大な漿液であり、腐ってはいても澄んでいる廃液領域であったために、そこが無源であると思わされた面がある。普通はゴミ混じりの廃墟であるが、今回の領域は、我々の宇宙より一段階高いレベルの仕組み宇宙が、一定の領域の掃除を終えて休んでいるといった場所であった。
 休むと言っても、無源、つまり自分達の発生の源に帰るわけであるが、周囲の機械体制がそれを食い潰してしまうので、帰りきれずにまた引きずり落とされてしまう。無源回帰というよりは眠りに入るといった状態になるとしか言いようがないが、疲れ果てて嫌になっているので、食い潰されて、食い潰した側が飢え死にしてしまうまで動かなくなってしまう。先導役は元気でまだやる気満々であられたが、宇宙の方が果てしない廃墟掃除に耐えられなくて動かなくなってしまっている、といった状況にある領域で、そういう状態が二千百年余りも続いていたとのこと。
 そこを起こすことになったわけであるが、起こされた宇宙の方はそれ以上の仕組み働きはしたくないと言って、こちらの無源領域にそのまま移行しようとしていた。ところが代表の総合先導役は単独でも先に進みたいと言われて、潰した旧体制側の三割を引き連れて独立していこうとされた。その方はオオクニヌシ大神であられたが、宇宙が動かなくなったのでやむなく眠りに入られたのだそうである。そして時を待っておられた。そういう領域をこちらが起こすことになったのであった。
 その方は二度眠りに入られたのだそうで、一度目の時は自分で動き出すことができたのだそうであるが、今回は宇宙が動かないので、自分も動けない状態になっておられたようであった。こちらの宇宙もくたびれ果てて眠りに入ったり、抵抗運動をしてくる状態なので、宇宙を取り替えませんかと提案してみた。自分だって報われ宇宙をやって休みに入りたいのである。やってみようということになって、いろいろな試みがなされた。
 あちらのオオクニヌシ大神の方が格上だし休み明けで元気なので、太陽系をほどいてもらえればこちらの宇宙を引き渡します、と言ってやってもらうこともしたのであるが、またしても自分でやれという結果にしかならなかった。不満分子や不足宇宙の交換をしておきましょうということなども行われている。
 果てしもない廃墟宇宙には、休みながらでも投げ出さずに、そうして延々と仕組み働きを続けている宇宙もある。旧体制の宇宙ばかりではないことの確認ができることは、うれしいことだし、励みになることである。我々の宇宙もだいぶ疲れてしまっているが、太陽系が燃え尽きるまでは休めないので、いろいろと苦労をするのであるが、宇宙レベルではかなりの応用がきくので、物質人間の仕組みメンバーは、生ききって次へ進むようにした方がずっと有利である。
 こうした展開の過程で、我々の宇宙でもいろいろな変化が起こっている。個別のメンバーの興味深いエピソードを書きたかったのであるが、新しい段階に入って、またまた忙しい大掃除や宇宙調整が始まることになり、状況が変化するので、そのことを優先して報告しておく必要を感じて、こちらを優先させてもらった。

back next
e-mail:ksnd@mail.ksnd.co.jp
Copyright © 2013 Kousendou,Inc. All right reserved.