月〜金曜日   公武合体 第二幕 (異次元革命)
P1 平成24年7月17日(火)〜

 ゴミ捨て場の色地獄小説の第八話はここで終り、次の第九話に移る前に、お殿様とか英雄の御先祖方のエピソードを挟んでおこう。今度のものはかなり大がかりなものだし、仕組みの神行がらみにもなっているので、長くなるかもしれない。

 公武合体 第二幕 (異次元革命)

 上野の東照宮の御祭神は徳川家康、吉宗、慶喜の三神となっている。寛永寺領域の神社ということは、仏界神ということになる。そのことはともかく、なぜ八代将軍の吉宗公と十五代徳川家の最後の慶喜公が祭られているのだろうか、ということが以前から不思議でならなかった。
 家康公は、吉宗公がアーサー王と張り合うようにして活躍していた頃から、筆者に対して意思表示をしておられたが、ここにきてその意味がやっとわかってきかかっている。前出雲の稲荷と弁財天巡りが終ったと思ったら、それを引き継ぐようにして、次の課題に取り組むことになった。いずれも家康公が直接かかわりを持っているわけでもないのに、どういうわけだかご挨拶しないではいられなくなる。
 明治維新の再調整をしなければならない仕組みの流れが出てきてみると、家康公は公武合体の監視役でもしているような立場が出てしまう。上野の東照宮には慶喜公がおられるし、街を見下ろす丘の上には西郷隆盛像が立っている。再調整はその両所にご挨拶するところから始まるのである。そして、浜松町まで行って芝の増上寺へ。ここにも東照宮があるのである。
 徳川家の菩提寺の一つであることもあって、そういうことになっているのではあろうが、公武合体のドラマから見ると、このお寺は実にやっかいな問題をはらんでいる。ここに宮家から嫁いだ和宮がおられるからである。公的には十四代家茂公に嫁いだということになっている。このことにかかわるとこちらの頭がおかしくなる。和宮もおかしくなられ、明治天皇に嫁入りしたはずの島津の篤姫も狂ってしまわれる。訳がわからなくなるのである。
 和宮に関しては、光の会の中にかかわりのある会員がいて、第一期の早い段階から妙なミタマ調べをさせられたことがある。そのときから既に、ここには隠し事があると自覚していたわけではあるが、まさかそれがこんな所で仕組み事にまで結びついて、直接調整をしなければならなくなるなどとは、思ってもみないことであった。
 そのことはともかく、増上寺を一巡りして難しい調整をすますと、今度は原宿の明治神宮に向かわなくてはならない。出掛けてみると、何と今年は明治天皇百年祭が七月三十日にあって、大々的な装いが参道を飾っているではないか。それはまるで御祭神の正常化を祝う祈念事業であるかのようである。この公武合体の調整行に取り組んだのは、五月十七日からのことであるが、そのときにはもはや明治神宮には元明治天皇と筆者が呼ぶ方と、篤姫が正しい御祭神として入っておられたのであった。
 この件に関しては、もちろん筆者が単独で強行したわけではなく、時が満ちるようにして展開し続けている、仕組みの要請を受けて始められたものである。宇宙の行政府の人間世界における現れである日本の天皇家は、仕組みに深くかかわっている立場もあり、歴史もあるので、そこらあたりはこちらも、しつこいぐらいの確認をとっての行動になっている。
 そして、明治神宮での素晴らしい調整行が終了すると、最後にさいたま市大宮の氷川神社に行かなくてはならない。この神社の場合は、徳川家とも天皇家とも直接の関係はないのであるが、筆者に対する約束事を守ってもらうための、引き継ぎの祈念行が中心になっている。つまり稲荷神社巡り、弁財天巡り、それぞれ五十県五十カ所、その次の天津社巡り五十回のことである。前回は未払いの請求書を仏界の弁財天に届けたのであるが、三段階目は単なる請求書だけでは駄目で、佐田に対する負債の明細書を付けた訴状を届けなくてはならない。

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