月〜金曜日   第十話を前にして
P3 平成25年1月25日(金)〜

       アーサー王伝説 後日譚

 第十話の小説に関しては、妨害が激しくてとどこおりがちになっている。五月までが課題の期限なので、ゆっくり取り組むことにするしかない。小説に対して必要以上の妨害が入るときには、それに代わるエピソードが立ち現れてくる。それはエネルギー原則とでも言うようなもので、行き場を失ったエネルギーが、出口を求めて狂い回る結果だろうと思われる。
 エリザベス女王一世から授与されたサーの称号に関しては、異次元では様々な反応があった。英国周辺では大方好意的であったが、日本の天皇家周辺では苦虫をかむ感じ、あるいは疑いや反発がほとんどであった。もちろんそれは異次元でのことであるけれども。仕組み的に見れば、その行為は本当は反対であって、こちらが爵位などもらう立場ではない。しかし仕組みに対しては、異次元を含めて世界があまりにも無感動なので、英国流の正義感が頼もしく、またうれしかったので、素直に受け止めることにしたのだった。
 しかし、このことに対しての旧体制側の反発はものすごくて、エリザベス女王一世が狙われる事態に発展している。そのためこちらもいろいろと気を使うところであるが、小説にでもご登場願ってガス抜きをする必要があるのではないか、と考えているところである。そのことの確認をとると「ご自由に」ということであったので、いずれ第十話の中に名前を変えてお出ましいただくかもしれない。もちろんそれは小説でしかないわけであるが。
 それはともかくエリザベス女王は、一世も現二世もイザナミ系であるが、五女系ということでもあるので、当然宇宙の初代代表の子供筋ということになる。そこから類推して以前からアーサー王との関係を調べていたのであるが、やはり系統的にはアーサー王とギネヴェーレの子供筋になるようである。ただし、当のアーサー王はそれを決して受け入れない。
 伝説ではモードレッドを認めないものと、受け入れているものと両方あるが、当のアーサー王はじめ代表グループが、新体制と旧体制の責めぎ合いの中で揺れているので、明確な情報はなかなか出てこない。伝説のモードレッドは男である。現代版になると、というより精霊界から物質人間世界に降りてくると、仕組みの形がもろに現れてくる場面もあるようで、非常に興味深い。男の場合は正常化した形、女の場合は原型に戻された形と言えるかもしれない。
 アーサー王が女性の姿をとるケースがあり、訳のわからないことになったりしてしまうが、それはアーサー王の半身を魔術師組が操作して作り出している形のものである。それに対してアーサー王の子供が女の場合は、セット女のギネビア姫との間にまだ正式な子供としての関係がない形、男の場合は正常化したあと、正式な夫婦の子供として認知された形ということになる。伝説映画の中にモードレッドが仮面を被っているものがあるけれども、この場合は男ではなく女で、それを隠していると思えてならない。男のふりをさせた安徳天皇と同様の形である。(もちろんこれはアーサー王とは関係のない、日本の仕組みではあるが)
 現時点のアーサー王は、モードレッドを自分の子供として受け入れようとしない。しかし、伝説では認知してしまっているものもある。なぜそれほど諸説が混沌としてしまうのかということに関しては、仕組みの中間地点にあるはじめ宇宙の形だからだろうと思う。仕組みの象徴として、パターン化されたものであって、現代の地球人類の仕組みの流れに合わせて、変化しながら進行していく形のものであるように思われる。

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