月〜金曜日   高級娼婦
P11 平成24年11月20日(火)〜

「ドルイドとしては、鈴木大拙の奥さんだったマーガレットさんが、今はイギリスに降りてしまっていますね。こちらの仕事に戻ったということなんでしょうか。ご存知ですか、エドガーさん」と静。
「それは知らなかった。今度調べてみます」
「合衆国で仕事をしているとか?」とロナルド。
「それは有り得ますね」と静。
「静さん、この前あなたはエルフやガンダルフが、ビルボとフロドを連れて船で出て行った先は、日本だと言っていましたね」とエドガー。
「仕組みの中心ですから」
「人物構図を世界の国に対応させたらどうなるのかな。この前そんなことを思わされたんだけど」とロナルド。
「たとえばガンダルフはどこですか?」と静。
「合衆国」
「イギリスは?」
「サルーマン」
「おいおい」とエドガー。
「面白いですね。ゴンドールの王になったアラゴルンは?」と静。
「EU」とロナルド。
「仕組みの先導役をフロドに当てれば日本、ということになる」とエドガー。
「中国でしょう」と静。
 男達はショックを受けたようだった。
「この対応はあまり意味がないな」と言い出したロナルド。
「ところで静さんは、天皇家をどうとらえているんですか?」とエドガー。
「今天皇家は明治維新の再調整がなされています。異次元レベルでのことですけれども。このことはご存知ですね、あなた方は」
「そんなことをする必要があるんですか?」とロナルド。
「仕組みのためです。上野の東照宮に徳川吉宗公が祭ってあるんです。この記事もすでにご存知かと思いますので、余計な解説ははしょりますけれども、イギリスのアーサー王組と吉宗公が結びつくんです」
「吉宗公はアーサー王組のスサノヲだという内容でしたね」とエドガー。
「お読みになられたんですね?」
「今回のために一通り読み込んできましたから」
「そのことをどう思われますか?」
「私にはわかりません。確認しきれないし」
「そうですか。イギリスと日本の繋がりはただのものではない。宇宙的な設定だと思われるんです。アーサー王組ははじめ宇宙の一つで、中間的な働きをしています。代表セットのオオクニヌシとスセリヒメが分離して、間にスサノヲが立っている。キリスト教化しているランスロットは、円卓の騎士と結びつく科学者組で、脱落した領域でギネビア王妃やアーサー王を引きずり落とそうとしている。ギネビア王妃はもう落ちませんが、アーサー王は立ちきれないでいます。そしてその陰でクニトコタチのマーリンがセット女のヒツジヒメ、ヴィヴィアンとしておきますが、彼女の手先にされて彼らを操っている。現在の宇宙ではそんな構図になっています」
「スサノヲとキクリヒメがいませんね」とエドガー。
「トリスタンとイゾルデですね。アーサー王とギネビア王妃との癒着から独立しかかっていますね。ああ、それで日本に吉宗として持ってきてあるんですね」
「クレイトウとクレナモスになるわけか、アトランティスでは。この前その現われをポカホンタスとイロクオイに対応させていましたね」とロナルド。
「分身ということではないようですけれども、系統で言えば現代版、というより宇宙の仕組み版でしょうか」
「ものすごいイメージだけれども、にわかには信じられないな」とエドガー。

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