月〜金曜日   聖なる地
P8 平成24年7月12日(木)〜

  オオクニヌシ大神 …… ヌアネリ大神
  スセリヒメ大神 ……… ヌアネル大神
  クニトコタチ大神 …… スカリ大神
  ヒツジヒメ大神 ……… スカル大神
  イザナギ大神 ………… タカヒリ大神
  イザナミ大神 ………… タカヒル大神
  スサノヲ大神 ………… ワラナリ大神
  キクリヒメ大神 ……… ワラナル大神
  コトシロヌシ大神 …… ムタカリ大神
  ワカヒルメ大神 ……… ムタカル大神

 五名の女性歌手、サザーランド(オーストラリア)、サラ・ブライトマン(イギリス)、ヘイリー・ウェステンラ(ニュージーランド)、サラ・オレイン(オーストラリア)については、いずれもスセリヒメ系であるが、サザーランドは神界コース、サラ・ブライトマンは仏界裏の妖怪コース、ヘイリーは霊界コース、妹のソフィーもマオリ族がらみの霊界系スセリヒメ、サラ・オレインにはイスラム系の天使が憑いていて、何か変だという。
「この子は本当は神界へ行きたがっている。現地系かな。イスラム系の天使が、それを多彩な能力を持たせることで、封じ込めている」
 そうした情報をサラはくれたが、彼女はやはりワタルの方が相性がいい、と言うのだった。ワタルは一族にかけられた口封じがほどけそうになって困っていた。特に先導役に会ってからは、その傾向が強くなったのだった。
「君も嘘つき呪い組の一人か。それを克服しないと真実は現れないよ」とワタルは先導役に言われたのだった。
「嘘つき呪いって何ですか?」
「嘘をつかないと生きられなくされている一族。こう言えば君にはわかるだろう」
「さあ、何のことかわかりません」
 しらをきって帰ってはきたものの、サラがからむとまた何かが変になっていくのが感じられた……

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