月曜日   第三期の仕組みの前段階  
  P5 平成17年10月31日(月)  

   この仕組み講座は、初めにも説明しておいたように、第三期用のものである。第三期というのは、神界コースの仕組みから見て言っているだけのもので、本来は第五世代が対応している仕組みが中心となっているものである。第五世代とは、筆者の解釈によれば、一九八〇年から二〇〇四年までの間に生まれた世代のことを言う。その換算によれば、第五世代の先頭年令は、現時点(平成十七年)では二十五才になっていることになる。
 この仕組みの世代問題は、公式に発表されているものではなく、筆者の独断と言ってもいいようなもので、今までこの部分に関しての裏事情を公表したことは、ほとんどなかった。というのもその部分に関しては、異次元の仕組み体制そのものが、明確な情報を持っているようには思われなかったからである。
 もともと仕組みと言うのは、エネルギー原則の現れだと筆者は解釈している。そのエネルギーの動向に関しては、非常に流動的なものでしかないし、機械によってコントロールされてしまう性質のものなので、支配体制がそれを無視して機械操作してしまえば、簡単にくつがえってしまう性質のものなのである。
 筆者の場合は、仕組みの存在を確認し、それが世代に振り分けられていることの確認ができてからは、その時間設定の確認も当然のこととして、する必要にせまられていったのであった。その場合の判断基準の一つは、一九九九年のハルマゲドンという、キリスト教によって人類に予告されていた仕組み的数字であった。
 もちろんノストラダムスの予言集は公式の仕組み情報ではないが、キリスト教の動きというものは、人類の仕組みに深いかかわりがあると筆者は見ているので、そこに神界コースの仕組みの動向も重ねて観察し続けてはいたのである。そして、一九九九年を迎えたとき、光の会を中心にした神界コースの仕組みが終了した、との異次元情報が伝えられたため、そこに一つの判断基準を置くことになったのであった。
 だからと言って異次元の仕組み情報が、人類第六回目の今回の仕組みの世代間の年数を、確定的に持っているとも思えなかった。機械的にパターン化されているコピー宇宙であれば、当然そこに形通りのものがあることは予想できる。しかし、仕組みの年代が流動的な要素を含んでいることは、人類第五回目の大和の仕組みを調べてみれば、すぐわかることであった。
 大和の仕組みには時間的なズレがあるのである。そのことから推測すれば、今回の仕組みも数字的には、不確定要素が伴っているということになるのである。そこに異次元情報が明確な判断を示さない原因があるということにもなるわけで、こちらから時間設定を確定させる必要にせまられることにもなっていったのであった。
 そうした事情があっての上で、筆者自身が受け持った仕組みの流れと、先行していた二つの世代の先導役、つまり出口王仁三郎聖師と戸田城聖師の時間的、年代的考察と合わせて、考察していった結果導き出されたのが、五世代の時間設定なのである。そしてこのことに関しては、異次元の方が筆者の解釈に合わせてくるのである。そのことは異次元にまともな時間設定がないか、あるいは筆者の解釈が正しいかのどちらかということになる。
 筆者の考察のもう一つのとっかかりは、三十四才という年令であった。神界では三十四才が成人年令とされており、ここから仕組みの役目が始まった、という解釈が成り立つので、その年令を先行二世代に当てはめてみても、ほぼそれに対応しているように思われたのであった。このことは、後続の二世代にも当てはまるように思われる。
 
 
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