月曜日   第三期の仕組みの前段階  
  P6 平成17年11月7日(月)  

   仏界コースの先導役である戸田城聖師に関しては、筆者の師匠であった神理研究会の故金井南龍師の著述を通して知っていた程度で、仕組みが第二期に入るまでは、ほとんど関心が向かうような方ではなかった。創価学会の狂信徒である親族もあるのだが、仏教系は筆者の場合は、禅宗のお寺の離れで終戦直後のしばらくを過ごしたせいか、それとも思想的な感覚のせいか、禅的であるためなじめなかった。
 だいたい創価学会という宗教の中味は、仕組みの立場からの解明が進行した今でも、よくわからない。それは説き方に秘密があるからで、一般の信徒に、開祖戸田城聖師の思想が正しく伝わっているのかどうかすらも、疑いたくなるような感じである。創価学会グループが仕組みの第二世代だという真実を見極めてからは、その感じもだいぶ和らいできているけれども。
 金井南龍師とのお付き合いの情報からは、戸田さんというお方は、仏教というより神道だと思わされるような理解しかなく、神理研究会にいた当時は何のことだかよくわからなかった。神理研究会では、戸田師と同じ畑の大西偉聖氏などと神がかり問答がなされていて、創価学会と関係があることすらわからない状態であった。
 創価学会でこういうことがなされるとか、許されているのかすらもわからないまま、こんな文章を書いては申し訳ないのであるが、筆者の創価学会や戸田城聖師に関しての知識や理解度は、この程度のものでしかないことをお断りした上で、仕組みがらみからの戸田師のことに少し触れさせていただきたいと思う。もちろん御当人(神)からの御許可をいただいた上でのことである。
 戸田師は、金井師とは神々の話ばかりしておられたようで、神隠しの強烈な使徒であられた金井師にしてみれば、神道畑の行者にしか見えなかったかもしれない。しかし、それは戸田師の方がしたたかだったのかもしれないのである。なにせ仏界の背後には神隠し五女イザナミ体制の本拠地があり、そこからの操作があったに違いないと思われるからである。
 もっともこのことは御両者共、生前は御存知なかったろうと思われるので、冗談半分ということにしてもらうとして、戸田城聖師は、要するに仏界の本道を切り開かれた方であったのである。金井南龍師もそのことを理解しておられなかったのではないか、と思われる節がある。つまり仏界に神々への道が通っていることを知る人間は、ほとんどいなかったからである。戸田氏も、筆者が仕組みの調整をしなければ、創価学会信徒にもそのことを隠し通されたのではないかと思われる。
 釈迦の説いた仏教には決定的な誤りがあるのであるが、戸田師は、その誤りを正す仕組みに取り組んでおられたのである。つまり仏界天部の神へと生命進化をはかる道筋を、切り開くことに成功されたのである。しかし残念なことに、その真実が学会信徒には伝わっていない。多分このことは、学会では語られることはないのではあるまいか?
 創価学会はあくまでも仏教系であって、神々を説いてはならないからなのだろうか?
 
 
back next
 
e-mail:ksnd@mail.ksnd.co.jp
Copyright © 2005-2006 Kousendou,Inc. All right reserved.