月曜日   第三期の仕組みの前段階  
  P7 平成17年11月14日(月)  

   異次元各界は、第一期の仕組みが完成するまでは、各界それぞれが独立した状態で閉塞していた。金井南龍師はそのことを図で示しておられるし、直接そのことを確認したことがあったような気もする。筆者はそのことが納得いかず、第一期の仕組みを仕上げていく過程でも、常に相互に往来できるルートの確認と、どのコースを通っても目的地に到達できるように、各界調整をさせていただいたものだった。
 そのおかげもあって、各界の相互交流が可能となり、今では各界の協力を得ないと、仕組みは進行しないほどのものになっている。元々筆者の場合は、宇宙の上に昇っていく過程で、常に各界調整をさせられていたので、神界コースの仕組み担当ではあっても、他のコースのことにさほどの違和感は感じてはこなかった。しかしその分逆に、コースが違えば決定的に違うエネルギーの対応になるので、その区分けを明確にする必要が生じることにもなったのである。
 物質人間レベルでは、神界も仏界も霊界も、あるいは魔的な領域すらもが、異次元という向こうの世界に行ってしまうので、場合によっては一つの別世界で混合してしまったりする。しかし、異次元においてはエネルギーの性質が違うため、同居することのできない厳然とした垣根がある。物質人間にはこのことがほとんどわからないので、異次元各界の立場の違いに無理解のまま、宗教的な争いを未だに繰り返していたりする。
 第一期の神界コースの仕組みが終了するまでは、人類の五世代六セットの仕組みもあまり明確ではなく、それぞれの先導役の方々のことも確認できていたわけではなかった。だいたい神界コースの仕組みで決着がつくまで進行していく、と考えるしかない状態であったので、それも当然と言えば言えたはずである。ところが、仕組みが一九九九年で突然終了してしまったのであった。これは寝耳に水の驚きであって、そこから改めて仕組みというものを考え直さざるをえなくなったのであった。
 神界コースの仕組みは完了して、次の若い世代に移ったから、担当の光の会を解散するようにと、異次元から告げられて納得いく者はいなかったろう。むしろそういうことを言い出した筆者に不信感を抱いて会を去って行くという形だったのではないかと思われる。そして第二期に移行したときには少人数の光の会のメンバーはほぼ半数に減っていた。先行する仕組みメンバーの場合は第二段階で急拡大していたにもかかわらずである。
 そうしたことを見極めるまでに三年ほどの時間が必要であった。その間は手探りの連続で、その過程で、少しずつ五世代六セットの人類の仕組みと、それぞれの組の先導役の方々のことが判明していったのであった。そして、少しずつ個別に接触させていただきながら仕組みの調整をはかって今日まで来たのであった。
 
 
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