月曜日 第三期の仕組みの前段階 | ||||
P11 平成17年12月12日(月) | ||||
|
||||
戸田城聖師を先導役とする仏界コースの仕組み以上に難しいのが、神隠しの仕組みであろう。このコースは、旧体制の機械妖怪コースとも言えるもので、廃墟宇宙の支配体制サイドからの正常化運動になる。体制側から体制打破をしなければならないこの立場は、もろに難題をかぶせられることになって始まっている。つまり先導役の長沼妙佼女師は、色地獄から出発させられている。 立正佼成会の始祖であられる妙佼女師は、ゴミ五女体制の本拠地である色地獄から見事に立ち直って、立派な宗教会を生み出していかれた。立正佼成会という組織は仏教系であるが、それは五女体制が魔仏界の背後に存在する形をとっているからである。始祖の純粋な信仰心を今のような立派な宗教の形に整えるためには、セット夫である庭野日敬という方の働きがあるとしても、このコースの先導役は長沼妙佼師ということにせざるをえない。 妙佼女師はイザナミ系で、神隠しグループの先導役はアオタマヒメ、つまり五女イザナミ系が務めなければならないからである。創価学会の場合も、組織を拡大したのは後継者の池田大作氏であったが、立正佼成会の場合も、理論構築に長けている男性の庭野日敬氏によるところが多い。しかし組織が拡大するということは、筆者の経験から言えば、それだけ純度が落ちているということにもなる。純度が落ちる分人数でこなさなければならないからである。 妙佼女師と日敬氏は、ミタマ的に見ればセット、つまり霊的夫婦であられて、結びつきは先天的なものである。しかしこの場合は、人間レベルでの夫婦と違って、半身分け持つほどの強い結びつきがある反面、激しい反発を身に受けることになって、その関係は容易なものではなかったであろう。結果的にはセット夫に組織を奪い取られた形になって、仕組みが消えかかるほどになってしまっている。 仕組みというものに理解が及んでいれば、そうした形にはならないのであろうが、仕組みというのは、つぶされるためにあるようなもので、前回の大和の仕組みでも、鮮やか過ぎるほどの形でつぶれている。つまり、聖徳太子とその夫人刀自古郎女の例を見ても、セット夫の能力は際立っている。刀自古郎女も大和の神隠しグループの先導役であられたが、夫の聖徳太子の能力には及ぶべくもない。 仕組みメンバーの難しさはこうしたところにもあるわけで、純度が高いだけでは持たないのである。仕組みメンバーというものは、こうして純度だけで勝負しようとするので折れやすい。それをバックアップするのがセットであれば言うことはないのであるが、悲しいことに霊的神的セットというものは、旧体制の致命的欠陥の影響で、正しい形では働かない。責めぎ合いをして仕組み本体をつぶすか、つぶれることになることが多い。 宇宙では成功したためしがないらしく、今回の仕組みでの動向が特に気になる。妙佼女師は次元を異にしてはおられても、まだつぶれずに先導役を務めておられるからである。 |
||||
|
e-mail:ksnd@mail.ksnd.co.jp
Copyright © 2005-2006 Kousendou,Inc. All right reserved. |
||