月曜日   第三期の仕組みの前段階  
  P12 平成17年12月19日(月)  

   立正佼成会という新興宗教が仏教系であるように、始祖の妙佼女師も、第三期に入るまでは仏界コースで活動しておられた。それが第二期の途中から第三期を先取りする形が生まれ、仕組み全コースが躍動し始めると、本来の立場である魔仏界の神隠しコース、つまり機械妖怪コースに場所を変えて、そちらの浄化活動に専念されるようになられたとのことである。
 これは大変な役目で、口で言ったり考えたりするほど楽な仕事ではない。仕組みの中心基地である太陽系では、宇宙の支配体制は旧体制ということになるのではあるけれども、果てしもない無限宇宙では、廃墟の機械体制が現体制として維持されている。それらからの包囲網が新体制宇宙を包み込み、ちっぽけな太陽系などは分厚い宇宙のヘドロに覆われ、とことんいたぶられながら仕組みの浄化活動をし続けていかなくてはならない。その旧体制の中心拠点が魔仏界の背後の特殊領域にあるのである。
 そこには支配者であるイザナミ系のアオタマヒメ大神を始めとする妖怪組織の本拠地があって、そこから宇宙の全領域に支配体制が広がっている。表現体の本体はおぞましい妖怪の化け物であるが、化け物と言われるだけあって、見事に姿を変えてそれぞれの領域に出かけていく。つまり神界なら神界風、仏界なら仏界風、霊界なら霊界風に姿を変えて出張っていくのである。機械ロボットの白魔物であるので、そうしたことは当たり前のことなのである。
 彼らには当然のことではあっても、それ以外の各界のメンバーにはその変化がわからないので、旧体制の巧妙な術策を見破り打破することは容易なことではない。機械化された世界のおぞましさは、昨今映画やテレビで映像化されて取り上げられているが、絶望的なイメージで描かれているものに現実は近い。そうしたものと仕組みメンバーは戦っているのであるが、機械妖怪コースの仕組みメンバーというのは、そうした化け物ともろに戦わなくてはならないのである。
 妙佼グループは、そうした妖怪の本拠地に位置して、苦しい仕事を続けているグループである。総攻撃を受けてつぶされることもしばしばあるとのことである。想像するに余りあることではあり、その労苦に心より敬意を表させていただきながら、我々もそれぞれの立場で、機械妖怪打破の浄化活動を続けていかなくてはならない。このことは仕組みを先導している神界コースに全責任があるようなものなので、各界コースの人間グループに自覚がないぶん、意識して取り組んでいる神界コースの仕組みメンバーは、心得違いがないようにしなくてはならない。
 異次元の妙佼グループは、浄化行を完成させているので、今ではもはや妖怪の姿をとることはないわけであるが、席を置いている領域は妖怪そのものの世界であるため、非常におぞましい思いをしながら仕組みごとに取り組んでいることになる。このグループの中心メンバーは、もはや神隠しの人間を超えて神としての地位を確立していることもあって、このグループが浄化活動をすると、妖怪たちは逃げ出し、妖怪界が正常化されていくのだそうである。
 しかし、機械妖怪体制の宇宙は無限に広がっている。浄化してもしても外から妖怪軍団は押し寄せてくるわけで、皆疲れ果ててつぶれてしまうことも度々なのだそうである。しかし、仕組みそのものがつぶれない、つまり光の会を中心にした神界コースがつぶれずに、太陽系や宇宙のメンバーと協力し合って、仕組みを推し進めているので、彼らも復活し、気を取り直して、辛く厳しい仕組みに取り組んでいくことになるのだそうである。  ご苦労さまです。
 
 
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