月曜日   第三期の仕組みの前段階  
  P13 平成17年12月26日(月)  

   神隠しメンバーを機械妖怪グループと言ってしまうと、いかにもおぞましく申し訳のないことではあるが、このことは先祖方や先達をおとしめるためでも、誹謗するためでもない。それ以外に正確な表現がないために言っているだけで、悪意はないことを何度でも繰り返しておかないと、いろいろな誤解を生むことにもなりかねない。そんな心配があるとするなら、そうした文章を書かなければいいだろうし、そうした問題をわざとらしく取り上げることもない。そう言われるかもしれない。
 確かにそれはそうなのであるが、仕組みを進めていく過程ではどうしても避けては通れない領域だし、ましてや宇宙支配体制を無視したり、取り上げずに通り越したりすることにでもなれば、それはもはや真の仕組みではないし、体制サイドで栄耀栄華を享受している一般の大宗教と変わりがないことになる。体制におもねるということは、真実を覆い隠すということになるほかはないし、宇宙浄化宇宙変革の仕組みなどとは無縁になるということでしかない。
 仕組みは主として宗教領域を通して現れるが、体制サイドで華やかに咲き誇る大宗教は、仕組みを飲み込んで、そこから栄養補給をしながら、結局は仕組みをつぶしてしまう。それが機械妖怪体制というものであって、その体制の主流メンバーの形が、神隠しと筆者が呼んでいる特殊な人間グループなのである。そうした特別な人間は、思った以上に多くいる。
 筆者の師匠であった神理研究会の金井南龍師もそうであったし、光の会にも何名かいる。高名な宗教家を上げれば、幕末から明治にかけて活躍した、新興宗教グループの黒住、天理、金光、妙霊、大本といった大宗教の教祖方は皆龍神界系の神隠しメンバーである。明治維新をからめて、日本の現代の仕組みを牛耳ろうとした先行グループなのであるが、こうした偉大な先祖方との調整は、神隠しの仕組み本流の長沼妙佼女師の今後の課題ということになるのではなかろうか?
 今まではあまりそのことを意識してはおられなかったようであるが、第三期の課題が進行していくにつれて、それらの難題にも取り組まなければならなくなると思われる。神隠しグループも各界各層にメンバーが配置してあるので、その調整は容易なことではあるまい。今まで妙佼女師は、仏界領域でのみ活動してこられたようであるが、今後はおそらく自分の領域のみでは済まなくなるはずである。それが先導役としての務めであるし、それをこなさなければ仕組みは進行しないからである。
 神界の神隠しグループももちろんたくさんあるわけだし、魔的な領域にだってたくさんの神隠しグループはいる。その他によその宇宙からおびただしい神隠しグループが襲いかかってくる。それは何も神隠しグループでのみではなく、仕組み三派の神グループや賢者グループも同様なのではあるが、このことは案外理解されていないようなので、ここで一言申し述べさせていただいた。各界コースの先導役の方々には、それぞれご自分のコースのみではなく、他コースとのかかわりの調整もしていただかなくてはならない。
 筆者の場合も、各界コースの調整は早い段階からやらされてきており、第三期の全コースの調整段階に入ったということになれば、今度は自分の分担分のみではなくなってくる。異次元の各界の皆様方に呼びかけながら、この難題に取り組んでいかなくてはならないのである。
 
 
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