月曜日   第三期の仕組みの前段階  
  P14 平成18年1月16日(月)  

   平成十八年の年明けは、異次元的にはアトランティスの課題がらみの激しいものだった。年末年始にかけて過去の仕組みの調整が計られたからで、特にアトランティスの埋もれた仕組みをやり直そうとする勢いが、アメリカ大陸、特に北米の仕組みの中心基地で激しくうごめき始めたからである。アメリカ大陸の問題は、日本から見ると無関係であると思われるほど遠いようではあるが、仕組み的に見ると思いがけなく近いものであることが、最近になって確認され始めている。
 元々日本には、アトランティス以降の仕組みが引き継がれる形で設定されているけれども、ただ単なる仕組みだけではなく、人間そのものが仕組み的に引き継がれていることが判明した。このことは当然と言えば当然ではあるけれども、なぜだか奇想天外なことであるような感じの妨害工作がある。仕組みつぶしの操作だと思われるが、仕組みというものがいかに実現しにくいものであるか、ということを否応なく感じさせるものではある。
 アトランティスの末裔であるアメリカインディアン、つまりアトランティス土人が日本の弥生人として生まれ変わって、日本の仕組み人種を作り上げているなどということが、普通に考えられるだろうか? 仕組みというものが意識され、その流れを知らないかぎり、とても受け入れられる内容ではない。しかし、仕組みの形というものから見ると当然のことであって、それがなければどこからどのようにして仕組みが日本に入り、引き継がれているのかがわからなくなる性質のものではあるのである。
 ところが、地球人類に託されている仕組みそのものを、全体的に葬り去ってしまおうとする宇宙の妖怪体制の仕掛けは、人間の寿命などというものをはるかに超えている。それは長期遠大な計画性のあるものであって、短命の一仕組みメンバーの理解能力をはるかに凌駕しているために、簡単にとらえきることのできるものではない。しかも、一段階程度の仕組みをこなしたくらいでは、掘れてこないような深みに埋めてあるため、なおさら困難性が増してくるのである。
 我々の現代の仕組みは五世代六セットに区分けされた形のものであるため、なおさらその分解度が高い。神界コースであれ、その他のどのコースであれ、一コースをこなしたくらいでは、せいぜい六分の一の理解度しかないわけで、総合的な仕組み感覚を得るためには、全コースが鳥瞰できるぐらいにならないと所詮無理であろう。その意味では、神界コースの光の会を中心に、仕組みが第二段階、そして第三段階と進行してきて初めて掘れてきている仕組みの奥である、と言えるだろう。
 日本とアトランティス、この一見何の関係もないかに見えるものが、仕組みの光を当てると、いかに深いつながりを持っているか、それはアトランティスの現代的な中心基地であるアメリカ合衆国と、日本の関係に色濃く反映されていることにおそらくなっている、と思われる。偶然の流れでしかないように見える幕末明治から現代に至るまでの日米のからみは、アトランティスと日本の仕組みを裏打ちして再確認すれば、まったく違った色合いで見えてくることだろう。
 このことはかなり以前から、筆者の場合は検討課題となっていて、そこらあたりを「アトランティスの神社」などという著書のタイトルを計画したほどの切実なものではあったのだが、仕組みつぶしの厳しい封じこめを打破することができないまま、懸案となってきていたものである。もっともそれがすべてほどかれてきたわけではないけれども、その一端がかなりの勢いでほどかれ始めている年明けであった、ということを一言言いたかっただけのことである。
 
 
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