月曜日   第三期の仕組みの前段階  
  P39 平成18年7月10日(月)  

   物領賢者コースの課題は、もちろん神界コースの課題でも光の会の課題でもなく、仕組みの先導役としての筆者にのみ、ここではかかわってくるもののように思われるので、ちょっと扱いが難しい。このコーナーを全コース調整ではなく、現時点の縮図の仕組みである物領賢者コースに当てることにしたため、そちらの情報を取り出すようにするしかできなくなってきている。もちろん必要に応じて、全コースの調整もしなくてはならないとは思うけれども。
 物領賢者の問題は若いグループが縮図日本で活動しているので、そちらの邪魔にならないようにしなければならないため、何かと勝手が違う取り組みとならざるをえない。筆者の場合は、あくまでも縮図よりも地球世界レベルで調整しなければならないこともあって、思うようにはなかなかいかないものがある。
 先週取り上げた問題も、連続して情報を出すことはなかなか難しく、ときどき状態のいいときに取り上げるしかないようである。仕組みというものはどのコースであっても、成り立つためというよりはつぶされるためにあるようなもので、なかなか仕組みメンバーの思うようにはいかないようである。それぞれのコースにはそれぞれのコース独特の妨害や障害や困難が横たわっていて、それを乗り越えて仕組みを推し進めていくことは容易なことではない。
 物領賢者の場合の難しさは、どこの何が本物の賢者組織なのかわからない、そんな単純で初歩的なところでまずつまずいてしまう。というのは今の地球人類の科学では、宇宙科学を扱うことができず、エセ科学やニセ賢者に簡単に惑わされてしまうからである。たとえばインド領域のハイラーキーとか中国領域の神仙界、そちらに所属している道士は、我々にとっては賢者組織の一員にしか見えない。それは仏賢者にしてもそうであって、彼らが宇宙科学を持ち出してくると、それだけでもう何もできなくなってしまう。
 物領賢者というのは、本来の物質人間の科学者で構成されている組織のメンバーであるが、この科学者そのものが機械ロボット化してしまっているために、確認作業が非常に難しくなるのである。現在の太陽系では、筆者が術界として整理した領域にいる人間、米国ではブラザーフッドと呼ばれている組織のメンバーが、物領賢者ということにはなるのであるけれども、今の段階では、他の賢者グループとの違いはなかなかわからない。
 神隠し賢者とか神賢者などという種族もあって、なおのこと賢者組の区別はつけにくいが、それぞれの区別をつけておかなければ、仕組みごとは到底こなせない。初級レベルでは通れても、中級、上級になると、そこらあたりのごまかしやたぶらかしが厳しくなって、その違いがわからないと仕組みはこなせなくなる。今の地球科学ではなかなか難しいと思われるが、この道は必ず通らなければならない道なので、恐れずに突き進んでいくしかない。
 神界コースが仕組みを推し進めなければ、賢者コースもそれほどの道を進む必要もなく、前の霊界コースや仏界コースのように適当なところで妥協する形で治まることもできたかもしれない。しかし、神界コースが仕組みを高みに上げてしまったために、それにお付き合いをさせられることになりかねない。先行グループも再調整をせまられることになっていくはずなので、それでいいとするしかないのかもしれないけれども……。
 
 
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