月曜日   第三期の仕組みの前段階  
  P40 平成18年7月24日(月)  

   物領賢者コースの課題がここにきて様変わりしてきつつある。現在の仕組みは神界コースの第二段階目で進められているため、それに若い世代の仕組みがついてこれないことが原因のようである。それは当然のことであって、筆者はそのことを前々から言い続けてきた。つまり神界コースの仕組みは失敗したわけでもなく、終ったわけでもない、ということである。
 しかし、旧体制の無限の意志は、神界コースの仕組みの成功を無視して太陽系を温存し続け、形ばかりの人類の仕組みに流れを移し変えようとし続けてきた。現代の人類の仕組みは、コース分けされた五世代六セットで構成されており、そこには時間的な制約があるため、仕組みが成功しているにもかかわらず、時間軸で仕組みを牛耳ろうと謀ってくるのである。
 しかし仕組みを担わされた側としては、成功しているにもかかわらず、過去に宇宙で成功した例がないからということで、それを認めない方策には承服できなかった。そのため若い世代との交替を告げられても、会の解散をせまられても、引き下がることができなかったのであった。そうして神界コースの仕組みは、成功して進行し続けているにもかかわらず、消し去られ、役目を剥奪されるような扱いを受け続けてきた。
 どうせそのうちつぶれるに決まっている、それが体制サイドの強引な手法であった。つぶすことに自信を持っていた彼らは、宇宙のルールを無視しての悪逆非道を仕組みに対して行い続けてきたが、ここにきてそのしわ寄せが無視できないほど大きくなってきたように思われる。神界コースの仕組みが我々の太陽系のみではなく、宇宙レベルでもどんどん進行し続けているので、本来の仕組みを無視することができなくなると同時に、世代交替の無理もじわじわと表に現れ始めている。
 仕組みが神界コースの第二段階目で進行しているにもかかわらず、それを無視して物領賢者の第一段階で仕組みを調整するということは、物領賢者の仕組みが順調に進行しているうちは、まだカモフラージュできるかもしれないが、課題がとどこおり始めると、そのしわ寄せは神界コースの先行グループの方に押しつけられるのである。
 第二段階目の課題に取り組んでいる神界コースのメンバーにとって、別コースではあれ、第一段階目の課題をこなすことはそれほど難しいことではないので、その都度バックアップがなされ続けてはいた。我々の側では、若い世代の仕組みの邪魔をしないようにとまで気を配って、仕組み調整をし続けてきたのである。
 しかし、そうしたごまかしは所詮長くは続かないということなのであろう。神界コースの第二段階の仕組みがじわじわと成果を上げ始めて、表面上に浮き上がるようになってきては、仕組みつぶしの術策も効力が薄れていくしかない。そんな感じで現在仕組みの流れに変化が起きている。それを確実に見極めて慎重に進むことが、現段階の課題となっている。
 
 
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