月曜日   第三期の仕組み情報  
  P11 平成19年11月5日(月)  

   仕組みは無限の宇宙のごとくに果てしもなく、ゆっくりと濁りきったヘドロの中を流れている。その流れに乗ってここまで来たものの、その果てしのない、徒労のような作業に疲れて、今少し休みを取っているところである。宇宙の広さは想像以上のもので、しかも無秩序の中で壊れた機械によっていじくりまわされている。それを正常化するということは、そのあまりの広さゆえにとてつもない困難が伴う。そのことはやればやるだけ厳しいものとして思い知らされてしまう。しかし、だからといってそのままほったらかしにしておけばいいのかと言えば、それも知ってしまった者には耐えがたい怠慢として感じられてしまう。何とかしなければ、それが正常な者の普通の感覚だろうと思われるのだが。
 だが、疲れるのである。機械が果てしもなく広げてしまった宇宙は、廃墟と化してどこまでもとどこおってしまっている。責任者は雲隠れしてしまってどこにもおらず、その整理ができる能力のある者はどこにもいない。そんな領域で、仕組みというエネルギー原則に乗っけられて果てしもない作業を続けていると、やはり疲れるのである。長期休暇がほしいと思うのだけれども、それも思うにまかせない。少しずつ、休みながらやるしかない。何せ訳のわからない気違いごと、まともに取り組む方がおかしいと言えるほどのものなのだろうから。
 相手は無限の意思のようなもの、その正体もまだまだつかめないままである。時間はゆっくり取ってあるはずだった。ところが相手の方が焦りまくって、狂ったようにこちらを攻めてくる。機械操作による時空を駆使してこちらをつぶしまくってくるため、こちらの感覚が乱されてしまうのである。しかし、あちらもこちらが崩せないということであるのなら、まだまだ可能性はある。ゆっくり、のんびり構えるのみである。
 
 
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