月曜日   第三期の仕組み情報  
  P19 平成20年1月21日(月)  

   仏界コースの難しいところは、魔神仏界の背後に宇宙を支配する妖怪体制の拠点があるところにある。ここのところをよく見極めておかなければ、せっかくの仏道修行も無駄ごととなってしまう。
 昨日、禅の大家として世界的に有名な鈴木大拙師からの呼びかけがあって、おつき合いの糸口が開かれた。師は癌を医者から告げられたときに、高僧にあるまじき狼狽ぶりを現わしたということで、高かった評価を落とされた方であった。医者はそれ以降、死の告知を控えるようになったと巷間伝えられている。
 禅の高僧の死に際がどうあろうとそれはそれ、立派な思想を残されたことは、それはそれとして評価されて当然のことである。師は禅を通して死ではなく生を説かれたのだから。しかし問題は、その生が正しい実を結ばなかったところにある。
 禅を含む仏教が説く「無」に対しての認識不足が、致命傷となる仏教の落とし穴にはまってもがいておられる師からの呼びかけで、師との対応が始まることとなった。師は仏教開祖の釈迦牟尼仏が落ち込んだ、魔神界の底の淵にはまり込んでおられたのである。
 そこは仏教が説く無の領域ではあるが、私に言わせれば無限ヘドロであるに過ぎず、とてもではないが宇宙の発生の源とは言い難い。宇宙を支配するコンピューターの管理システムが、無元の何物かを食いつぶした使い古しの廃液領域、それが仏教が教える「無」なのである。
 このことを告げて生前のような冥想行をお願いしたところ、上部宇宙の無、つまり如来方がおられる領域にはあっという間に昇っていかれる。それが廃液領域であることは理解されるのではあるが、そこを抜け出すことができない。
 仕組みのことをお話して、如来仏賢者ではなく、仏界コースの生命進化の道筋を調べていただくと、これまたあっという間に太陽系の正しい体制の星の上まで昇っていかれる。しかしそれも元の木阿弥で、すぐまた魔神界の淵の方へ戻ってしまわれる。
 高僧がこの罠に落ちると、そこからはい出すのに難渋するということは、釈迦牟尼仏で証明済みであるが、鈴木大拙師がこの機械体制の罠からどう抜け出されるかを、今後の確認事項とさせていただくこととなった。
 
 
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