水曜日   第三期の仕組み情報  
  P47 平成20年5月21日(水)  

   女宇宙と言われるのは、男と女が元は一つの身体であって、それを二つに割った過去の形があるからで、主導権争いを避けるため、交替で宇宙管理をしなければならず、奇数を男、偶数を女扱いにしているからである。そして、女の場合は単独で支配をするためには、かなりの不足分があるとみなされているらしく、科学者組織と組む形が一般的である。
 なぜなら創造段階での女の作りに不具合があり、それを科学者が機械の身体で直した過去があるからである。機械は死んだ生命体から作り出されているものであるが、ゴミや廃液を整理すると、その不具合がもろに現れてしまうため、完全な大掃除は嫌われている。機械には自己保存欲もあるので、大掃除は半分以下で収められてしまう。
 そのツケがおびただしい廃墟となって無限の宇宙空間に広がっている。これを掃除することがいかに大変であるかということは、その抵抗運動の激しさがわからないと理解できない。女は醜い姿になるのを恐れて、科学者にすがりつく。科学者は既得権益を守るため、あるいは宇宙を正常化するだけの能力に欠けていることもあって、中途半端なところで妥協してしまう。  宇宙の源の何者かは、廃液やゴミで漂うことを望んでいるわけではない。常に正常な姿に戻ろうとして、浄化作業を続けて生きてはいる。それが我々の宇宙のような仕組み宇宙になって、正常化の活動をするメンバーが生み出される母胎となっている。しかし、過去に機械遊びをしてしまったツケは厳しくて、簡単には正常化できないのが現実である。
 なぜなら過去の宇宙は魔的に生きられており、それを正常化するということは、宇宙を善的に作り直さなければならない。その成果が宇宙年令となって示されているわけであるが、魔的には生き終えられてしまった宇宙も、善的にはまだ六才になったばかりなのである。
 六歳の子供がまともなことをしようとしても、その成果は知れている。そのことは誰にでも理解できることではあるまいか。そこに仕組みの難しさがあるのである。一方魔的にはありとあらゆる能力の開発が成し終えられているため、それを乗り越えるための善的な作業が、いかに困難を極めるものになるか、そのため善的な宇宙の成長は遅れているのである。
 女宇宙は女性と科学者の双肩にかかっている、そう言いたくなるほどのものがあるのであるが、あまりそれを強調すると、今度は男や神が怒り出す。そこらあたりが六才宇宙での仕組みの課題ではあるまいか。
 
 
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