月曜日   物領賢者コースの課題  
  P7 平成18年10月16日(月)  

   物領賢者コースの課題は、若い第四世代の先導役氏によって、順調に進められていて喜ばしい限りである。ただし、最終段階の指導霊のレベルである最上界まで到達したところで、旧体制の父神系の得意技の一つである幻想領域に引き込まれて、戸惑っている気配が感じられる。
 その仮想世界は、筆者が神界コースを昇っていくときにも引きずり込まれた特殊な世界であるが、そこは機械による虚構の世界であることを見極めて、元の最上界まで降りなくてはならない。相当苦労して昇り続けていくため、その労力が惜しくて、降りるよりも先に進みたくなるけれども、あきらめるときは一からやり直す覚悟ですべてを捨てて、元の正しいレベルまで降りた方がいい。
 どうせ仕組みの浄化活動は、前進するだけでは成り立たない。時間にすれば過去現在未来の調整が必要だし、空間的にも四方八方、さらには十方向、十二領域全体の浄化の繰り返しが必要なのである。面倒くさいと止めてしまえばそれっきりだし、道をそれれば落ちるだけのことである。落ちることもときには必要であるが、先導役であるならば落ちても投げ出さずに辛抱して、しつこく乗り超える忍耐が必要である。
 最上界という領域は相当レベルの高い宇宙であるが、このレベルを超えていた先人がお一方だけあった。老子という方で、この方だけが最上界を超えて、次の構造界レベルへ昇っておられた。賢者系で言えば、プラトンさんもお釈迦さんも、我々の太陽系宇宙の根元界までで、それ以上の上層宇宙へ昇ることは控えておられたが、老子さんは、自らの野心野望を胸に秘めて、物質人間未踏の高レベルの宇宙を昇り続けておられた。
 お先に御免と通り抜けさせていただいて、私の場合は、さらにさらにと宇宙の上へ奥へ、さらには始源へと昇り着かせていただいたが、その正統さゆえに恨まれて大変でもあったし、今でもそのことで苦労を強いられている。果てしもなく広がる全宇宙はまだまだ旧体制下にあるからである。  物領賢者というのは、本来が人間の科学者が中心になっている賢者界であるが、ロボット化して身体を取り替えられてしまっているために、物質レベル、あるいはその異次元領域である幽界よりもさらに低い幽冥界に堕ちている。指導霊と呼ばれる先祖は、そこから復権復活する道を模索しなければならないわけである。
 その場合、霊界の賢者や仏界の賢者、あるいは神界の賢者といった次元、位相の違う賢者方との責めぎ合いが出てくると思われる。それぞれいずれも賢者組織ではあってもレベルが違うため、そこらあたりを見極めておくことも必要である。その他に神隠し賢者という存在もあって、その区別が難しい。旧体制の賢者は敵対的であることも要注意となる。
 神界コースの第二期の課題は早々と終了したので、これからは我々も若い第四世代の物領賢者コースの、バックアップをしていかなければならなくなる。この場合、神界コースのメンバーは地球レベルから始まって縮図日本の調整、という形になる。日本から始めるといい結果が出ない。役目が違うからであろう。神界コースのメンバーは、体(たい)要素の調整浄化というやり方で取り組むしかないことも、一言付け加えておこう。
 
 
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