月曜日   物領賢者コースの課題  
  P8 平成18年10月23日(月)  

   仕組みの進展が早過ぎて、それに対処するのに混乱しかかるほどの状況になってきている。神界コースの仕組みの第二段階目が、地球人類レベルで終ったのが九月の初旬、神レベルで終ったのが十月初旬であった。これは第四世代の物領賢者の仕組みの二十五年間に対応させると、異常に早い進展で、残りの十八年間をどう調整すればいいのか、そのことに苦慮しなければならない感じのものであった。
 太陽系が温存されてしまったために、神界コースだけの仕組みではもっていくことができず、時間軸の世代ごとの別コースとの調整が必要となってしまっている。そのため神界コースの仕組みが終った後は、物領賢者コースの仕組みのバックアップをしなければならず、そのことの具体的な取り組み方を模索していたのであるが、その見極めができる前に、神界コースの第三期が動き出してしまった。
 仕組みを先取りするという形は前々からあったことではあるが、今回の場合は先取りというよりは、時間軸を突き破って本体が動き出した、といった感じのものになっている。仕組みには時間軸と空間軸があって、その軸に則って仕組みごとは進行しているように受け取れているのではあるが、現実にはその時間軸と空間軸にズレが発生していて、混乱状態に陥ることが多い。
 それは基本的には、神界コースの仕組みが成功した段階で太陽系をほどかなかったことに原因があって、温存してつぶすという旧体制の戦法が宇宙のルールを乱して、仕組みが狂ってしまうことになる結果を生んでいる。神界コースの仕組みを封じ込めようとして、第三世代の仕組みが時間軸で次の第四世代に移ったときから、時間軸と空間軸のズレが発生し始めたのである。
 神界コースの仕組みは終了し、若い世代に移ることによって、別コースの仕組みに切り替わるなどという設定は、仕組み的に馬鹿げていて、仕組みを成り立たせないようにするための旧体制のおぞましい策略にすぎないのであるが、果てしもない廃墟の機械妖怪体制を打破できない状態では、そうしたごまかし操作に振り回されながら、仕組みに取り組み、投げ出さずに根気よく貫き続けるしか方法はない。
 そういう状況の中で、ほどけるはずの太陽系を温存したために発生した時間軸に対して、空間軸の仕組みが神界コース的には進行し続け、生き続けてきているようなのである。そして温存することで発動した若い世代の仕組みとは別に、神界コース独自の仕組みが生き続けて第二段階目の仕組みを発掘させ、それを完成へと導いていったのである。時間軸的には若い世代の流れを超越する形の、空間軸の一定量をこなすことで、神界コースの第二段階目は終了してしまったのであった。
 そして、今度もさらに若い第五世代の時間軸をも超えて、神界コースは空間軸領域から第三段階の第三期に突入してしまったのである。このことは現代の人類の仕組み全体を混沌とした状態へ落とし込んでしまうことにはなるが、それを整理調整して事は進むので、少しずつ成果が上がっていくはずである。それまではそれぞれ各世代各コースの仕組みメンバーは自重して、それぞれのコースの課題に取り組んでいってもらうしかない。
 
 
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