月曜日   物領賢者コースの課題  
  P10 平成18年11月6日(月)  

   神界コースの仕組みグループが第二段階の仕組みを終えて、第三段階に突っ込んでしまったため、第五世代の若いグループの仕組みが先取りされる形で動き出している。もちろんそれだからといって、第四世代の仕組みが消えるわけではない。第四世代の物領賢者の仕組みは、若い世代を中心に縮図規模で進行し続けている。それと並行する形で、第五世代のさらに若い世代の、冥界魔物コースの仕組みも動き出しているのである。
 それは時間軸的には、十八年後にしか発動しない仕組みではあるけれども、廃墟の宇宙はよみがえると全的にヘドロを流し込んでくるので、部分的な対応では間に合わないからである。人間は神の三分の一と言われており、神の課題を三倍かけてこなすことになる。また今回の仕組みの場合は、それをさらに六分割、つまり五世代六セットにして細分化して取り組ませているので、課題がこなされていくに従って、だんだん分担分が積み上がっていく形になるのである。
 そのため第三段階ともなると、神界コースの場合は、五世代六セットの全コースの課題をこなさなければならなくなる。当然と言えば当然のことではあるのだけれども、やってもやっても終らずに増えてくる課題というものは、限界度の高い人間には負担が相当きついと言わなければならない。しかも普通人間の三倍、つまり神レベルの仕事をこなさなければならないわけであるから、容易なことではない。神界コースの仕組みメンバーがほんの一握りしかいないのも、そのためということなのだろう。
 人間の本来のレベルは、現段階の物領賢者コースにあると言ってもいいように、常日頃筆者は考えている。このコースは、主として科学者が寄り集うコースであって、必ずしも一般レベルの人間のものではないように見えるかもしれない。しかし、科学文明が進化して世界そのものが機械化してしまえば、人類のすべては科学化しなければ生きられなくなる。今はまだそこまで進化していない中途半端な時代であるため、物領賢者コースが人間コースに見えないだけである。
 しかし問題は、その人間コースが幽冥界という地下領域、つまり堕落した領域の賢者グループを中心にしているところにあって、仕組みの課題というものは、その堕落した先祖方を救い出さなければならなくなるのである。本来なら先行しているレベルの高い先祖方が、我々を導いていくのが形でなければならないにもかかわらず、過去の宇宙が魔的に運営されてしまったために、逆向きの作業が必要になるのである。
 過去の宇宙メンバーが魔的に使い果たしてしまった廃液を精製し直して、正的なエネルギーにして、宇宙を正しい世界に作り直していかなければならない。それが仕組みというものなのである。物領賢者コースの課題は、過去の宇宙の科学者の誤りを正しながら、彼らが消費した過去の廃液を転換し続けていかなくてはならない。果てしもなく広がって廃墟と化してしまっている領域を、切り替えていく作業は厳しいが、それはもちろん我々日本人や地球人だけの仕事ではなく、全宇宙の仕事でもあるので、悲観的に考える必要はない。
 それはともかく、神界コースの仕組みが第三段階に入ったために、人類の全コースが再び躍動する形になって、再び忙しくなってきた。この仕組み講座を始めたときにも第三段階先取りの動きがあって、第一世代の霊界コース、第二世代の仏界コース、それに重なる神隠しコースの調整が必要とされていたが、それが一段落して時間軸的に神界コースと今の物領賢者コースのみの調整でよくなっていたのであるが、仕組みの進行が早いためもあって、再び全コースの調整が必要となってきた。
 しかし、前回と今回では取り組む内容に多少違いがある。前回は神界コースの第三段階の親神の働きがなかったけれども、今回は第二段階の親神の課題をこなし終えて、第三段階の親神調整がなされているところにある。そのため第五世代の若いメンバーの動きにかなりの違いが出てきている。先頭グループは二十五、六才にもなるので、当然と言えば当然のことではあるが。
 
 
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