月曜日   物領賢者コースの課題  
  P12 平成18年11月20日(月)  

   仕組みは神界コースを中心にして、今急激な展開を示しているが、それとは別に若い世代の仕組みは、それはそれとして別コースの課題として動いている。神界コースの仕組みが終った形で若い物領賢者コースに移行していたとすれば、こうした錯綜した展開にはならなかっただろうけれども、神界コースの仕組みが仕組みを全体的にまとめる形になって進み始めてしまうと、各世代各コースの仕組みメンバーも、それなりに中途挫折している仕組みのレベルを上げていかなくてはならなくなる。
 その場合、先行して仕組みを終えている霊界コース、仏界コース、神隠しコースの三つのグループの場合と、現在あるいは未来のグループとでは、仕組みの進行形態に違いが出るのは当然のことである。先行している上記の三グループは別として、現在の物領賢者の仕組みメンバーの場合は今の課題として、神界コースの仕組みについていかなければならない苦しさが加算されてしまう。自分達の能力の範囲で適当に仕組みを終えてしまうわけにはいかなくなっていくようなのである。
 先行したグループは残されている物質人類がらみで、それぞれのコースの先導役と先祖方が、これから改めて全体の仕組みに取り組む必要があるけれども、現世代は自分達のコースの責任をかけて、現在進行形で仕組みのレベルを上げていかなければならないのである。その難しさは、コース分けされているそれぞれが別の課題を受け持たされているため、真似ができない点にある。
 現世代の物領賢者の課題は、本来は科学者が取り組まなければならない形のものではあるけれども、学者グループは専門領域に突っ込むことの方に精力が向きがちで、どちらかと言えば宗教的な領域に入らなければ理解できない仕組みには、不向きであるように見受けられる。そしてこのコースの場合は、異次元がらみの特殊なパワーに関心を持つような武術家とか、治療家のような人間が取り組んでいることが多い。
 法輪功がそうしたグループのいい例であるが、彼らは自然の中に潜んでいる特別なパワーを呼び出すことによって、破壊的な能力を発揮したり、それを病気治療に応用することで大きな活動をし続けている。そのグループの中に先導役がいると言っているわけではないのだけれども、そうした特殊な能力を発揮するところから仕組みにつながっていくのが、物領賢者グループの特徴であると言える。
 ただし、ここで問題になるのは、彼らがかかわっている特殊なパワーが、本来の自然のものであると判断しているのではないか、と思われる点にある。そのパワーは信じ難いことではあるが、高度な機械パワーであるという認識に到達し、それを受け入れ乗り越えないかぎり、物領賢者の仕組みの課題はこなせないことを知らなくてはならない。その部分こそが科学者が解明しなければならない真の仕組みの課題であり、過去の科学者達の誤りを正さなければならない物領賢者コースのメンバーの目標なのである。
 宇宙は永遠と同じほどに遠い昔に機械化されており、その膨大な組織によって運営されている。その真相を暴かないかぎり、物領賢者の仕組みの扉は開かない。
 
 
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