月曜日   物領賢者コースの課題  
  P13 平成18年11月27日(月)  

   仕組みは大きく展開して新しい段階に入りつつある。五世代六セットの現代の仕組みの内の神界コースの仕組みが、二段階目三段階目とパターン化された世代の仕組みの形を越えて、進行し続けているからである。神界コースの仕組みは時間軸の枠を突破して、自らの課題を空間軸的にこなし続けていったのである。つまり第一段階の神の仕組みから始まって、第二段階の宇宙の仕組み、第三段階の無限の仕組みまで、世代の時間枠を待つことなく突き切って進むことに成功したのである。
 そのため神界コースの仕組みは、世代を越えた人類全領域の仕組みの課題に向かわなくてはならなくなった。時間軸的には現代の仕組みは、第四世代の物領賢者コースの課題を中心に進められているのではあるが、それはそれとして、先行した三つの世代グループの残された仕組みの課題が動き出すことになった。この課題は著者の予想では、第五世代に移行してからの神界コースの課題になるはずであったのだけれども、仕組みが早まった結果、全コース調整の課題も再び動き出すことになった。
 この仕組み講座を立ち上げたときには、その課題も先取りされた形にはなっていたのであるが、仕組みの進行具合での様々な状況変化から立ち消えにされてしまって、しばらく休んでいたような状態のものであった。それからよみがえってきただけだ、と言えばそれだけのことでしかないのではあるけれども、前と今ではもちろんその内容に違いがある。前回はまだ時間軸の制約が相当あって、第五世代が動き出すまでのつなぎといった感じが強かった。
 しかし今回の場合は、もっと実質的な内容が伴っているように思われる。つまり実際に先行グループのやらなかった仕組みが進行し始めているのである。先行したのは三つのグループで、第一世代の霊界コースと第二世代の仏界コース、そして第二世代に重なる神隠しグループであるが、その内の最初の霊界グループの課題が、神界コースの課題を追うような形で進み始めたのである。三つのグループが同時進行するのではなく、一グループずつ整理していくような感じで動き出している。
 その動きは神界コースがたどった仕組みの課題を追うような形、つまり第一段階の縮図の課題から第二段階は地球の課題、そして第三段階は太陽系の課題へと拡大していく形である。別な言い方をすれば、第一段階は神の仕組み、第二段階が宇宙の仕組み、第三段階が無限の仕組み、そんな広がり方をした神界コースの課題を、それぞれのコースがそれぞれのグループで、こなさなければならなくなってきたような感じなのである。
 つまり現代の仕組みは人類全体で取り組む仕組みではなく、五世代六セットに区分けされた六分の一ずつの課題でしかなく、一コースたとえば神界コースの仕組みが三段階の課題をこなし終えたとしても、それは六分の一でしかない。そこから次の段階へ向かうとすれば別のコースの課題へと広がって、結局は人類全体の仕組みをこなさなければ、真の意味で仕組みをこなしたことにはならない。わかってしまえば当然のことでしかないことではある。
 しかし、その仕組みのとてつもない難しさから考えてみると、一つの世代の課題の六倍の量をこなさなければならないということは、想像以上に大変なことなのである。神界コース独自の三段階の課題をやり終えるまでに、三十年かかっていることから考えれば、単純計算であと百五十年かかることになる。もちろんやり方次第で時間は早まるとしても、五世代六セット全体の仕組みとして考えれば、それほど難度の高いものではあるということなのである。
 
 
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