月曜日   第四世代の仕組み  
  P7 平成20年8月11日(月)  

   仏界コースの先導役である戸田城聖師は、六才宇宙への道筋を順調な歩みで進めておられるように思われる。創価学会の母胎となっている日蓮宗は、かなり手広く活動しているようで、神隠しコースの立正佼成会や、第七コースの真光グループにもその手が入っているのだそうである。
 そうした仕組みごとのからみもあって、先日日蓮さんと接触する機会があった。日蓮さんは仕組みの先触れの立場に、不満を抱いておられるようだったので、ためしに仕組みを背負ってみていただいた。しかし、いきなりということもあって、投げ出してしまわれた。
 お釈迦さんが逃げ回るほど厳しい課題である。時代背景の違いもあるし、役目が違うということも当然考えておかなければならないが、少し残念な思いがしたことは確かである。日蓮さんは神国日本の使命を、激しく説き続けておられたからである。
 その意志が受け継がれて、新思潮の流れに乗った創価学会のリード役、戸田城聖先導役は、とりあえず今のところは安泰のようである。もっとも独立という名のもとに、太陽系から逃げ出しておられた仏教開祖の釈迦牟尼仏が出戻られ、そちらに仏界の仕組みの矢が向っていることが、幸いしているのかもしれない。仏界コースはそれほど甘い領域ではないはずだからである。
 別派の禅宗の立場から世界対応をしておられる、鈴木大拙師とそのグループの皆さんも、いろいろあるとは言いながら、他コースよりブレ方が少ないように思われる。いつもなら相当乱れていてもおかしくはない部門に、安定感があるように思われるのは、やはり肝心要のお釈迦さんが戻られて、再び魔仏界の淵に落ち込むほどの苦労をしておられるからではあるまいか。
 お釈迦さんは白山神行が成立してしばらくまでは、仕組みに協力的であられた。もっともそのときは半身のシラヤマヒメ大神で活動しておられた。お釈迦さんは半身調整をすることが上手なのかもしれない。独立して太陽系から出られたときは、半身のシラヤマヒメを置いて、男で出て行かれた。
 これを書いていて気がついたのだけれども、釈迦牟尼仏という釈迦如来を表わす文字に、女性の尼の字があるのはなぜなのだろう。誰かがお釈迦さんには、女の性もあることを知っていたからだろうか?
 
 
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