月曜日   第四世代の仕組み  
  P10 平成20年9月1日(月)  

   仕組みは現在第四世代を離れて、無元宇宙の五才から六才に向かって成長し続けている。固定温存されている太陽系では、その変化がほとんどわからないけれども、宇宙の方は激動していて、その情況を簡単に報告することすら難しい。第四世代の仕組みとは、科学者を中心にした賢者グループの仕組みであるが、仕組みが離れた感じになっているので、情報をまとめにくい。
 世間では今魔法使いとか賢者が大はやりであるが、その元は遠い宇宙の科学者の組織である。宇宙の過去を探っていくと、自然をいじくり回してつぶしてしまった科学者の組織が現れてくる。もうどうしようもないおぞましい組織でしかないのだが、原始時代のまじない師のような者から、科学が発達した現代では、手品をからめた魔術師とか、賢者に昇格する。
 彼らは自然を操る術を身に付けているが、それは隠れた機械パワーでしかない。我々は本来の自然を取り戻すべく、禊浄化の努力をし続けているが、それは怨霊師や魔術師の目指すものとは真反対のものである。仕組みの向こうには宇宙の神秘が隠れているが、その神秘は賢者がいじくるものとは違う。しかし宇宙は長い間使い古されて腐り果てている。
 魔法使いが操るパワーは、自然の力か機械の力か、そこらあたりが現在のレベルでは見分けがつかない。宇宙のベースとなっているエネルギー領域は、長い間の魔的な濁りが積み重なっていて、少々の浄化ではきれいにはならない。忍耐強い浄化を正しく繰り返さなければ、とてもではないが深い深い魔的な領域から抜け出すことはできない。
 宇宙が六才に成長したということは、その長くて苦しい作業を続けてきて、その成果が上がったことを意味する。しかしまだ六才である。魔的に果てしもなく生き終えられて、廃墟化している領域が正しく機能するまでには、まだまだ長くて忍耐強い浄化作業が必要だろう。
 
 
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