月曜日   第四世代の仕組み  
  P20 平成20年12月8日(月)  

   第四世代の物領賢者グループの活動に、今のところ大きな変化や進展が見られないので、各界コースの中で興味深い動きを生み出している、鈴木大拙一門のことを取り上げてみよう。このグループ五千三名は師匠の門下で活動する団体なので、もう一つ目立った情報にはなりにくい。
 最初の段階で紹介して以来、消息を断ったような状態になっていたように思われるので、今回はこのグループのことを取り上げてみよう。こう書いていても、師匠の大拙師の方にスポットが当たろうとする、エネルギーの動きが感じられる。そちらには宇宙の大舞台に登場して、大活躍をしている前夫人があったり、後妻の方に仕組み上の関心が向かってしまうからだろう。
 しかし、そちらはまた別の機会に取り上げることにして、今回は光の当たることの少ない、門下の方々のことに触れてみよう。彼ら五千三名全部が今では結婚していて、女性三名を含めて誰一人、独身を通している者がいないのだそうである。場合によっては二度、三度と相手を変えた夫婦関係を、発展させている方もあるのだという。
 早い時間で展開する上の宇宙で、何度も生き終えて帰ってきているので、当然のことと言えることは言える。しかし、太陽系に残っているメンバーの大半は、役目上あまり大きな変化が起こらない形にされている。もちろん上の宇宙で生き終えた方々は、全員元の形は持続できないわけだし、死んだ人間で同じ姿を保っているのは、逆にロボット化された人形でしかないことになる。
 にもかかわらず生前の姿を引き継ぐようなイメージで、仕組みの役目に就いておられる方々も多い。その場合は旧体制のエネルギー衣を着させられて、人形化操作に身をさいなまれているわけで、必ずしも好ましいことではないのである。しかし、地上に残されている我々物質人間にとっては、その方がわかりやすいわけだし、こうして解説する場合でも、どこの誰だかわからなくなってしまわれているよりは、ずっと扱いやすいし考えやすいのである。
 そういうこともあって、現段階での仕組み講座のエピソードを中心にした情報は、わかりやすい形での御先祖として、取り上げさせていただいているわけである。もちろん旧体制側が、しつこく復元再生操作をし続けていることが、最大の原因ではあるのだけれども。
 そのことはともかく、大拙門下の五千三名の方々には妻や夫だけではなく、お子方もたくさんおられるとのことである。しかし彼らは、我々のような家族構成になっていることは、少ないのだそうである。一つには生き変わる展開が、めまぐるしいということもあるのだろうが、もっと直接的な原因は、子供の生まれ方、育て方が進化しているところにある。
 彼らは太陽系を五才宇宙レベルとするならば、現状のところ十五、六才くらいの宇宙を生きているのだそうである。そのレベルでは、本身や半身、生殖器の問題はクリアされているため、子供を生み出す形そのものが、すでに我々と違ってしまっているのである。子供は母親から生まれるのではなく、両親の外で生み出される形をとっているのである。
 家族構成の場合は、宇宙で生きている場合は、家族を構成していることが普通なのではあろうが、宇宙を終えてしまった状態のときとか、地球や太陽系の仕組みで生きなければならない場合は、全員施設に預けられて育てられるとのことである。プラトンの「国家」に描かれた、女戦士の家族や子供のイメージを彷彿させるが、それよりももっと進化した形なのである。
 
 
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