月曜日   第四世代の仕組み  
  P24 平成21年1月19日(月)  

   イスラエルとパレスチナの紛争は、昨年の十二月二十七日ガザ地区で火を吹き、ここにきて一段落がつきかかっている。米国の大統領の交替が背景にあると言われている。地球人類の現場としては、それが正しい解釈だと思われる。ところが仕組みがらみの異次元の動きから判断すると、少し違う面が見えてくる。
 昨年の十二月二十二日の前々回のこのコーナーで、アンネ・フランクさんが変だ、という情報を出しておいた。霊界コースの仕組みの先導役である出口王仁三郎聖師、この方に対応する形でセットされたアンネ・フランクさん。当然のことながら、霊界次元での世界の調整がその役目である。
 その後のアンネさんは、仕組みの役目がつらいということではすまず、崩れてしまわれた。そしてまともな表現体をバラされて、サバトの首席であるメイヤー元女首相と、混ぜ合わされて引きずり降ろされる、という悲劇が巻き起こった。その脇では地獄の代表であるルシファー白魔王が、若いアンネさんに言い寄って惑わす、という揺さぶりもなされていた。
 そうした状況を見て、日本の先導役である王仁三郎聖師は、心配していろいろアドバイスをしておられたらしい。ところが師の教えを足げにして狂い回る、という強烈な妨害操作に翻弄され続け、結局つぶれてしまわれたのであった。
 こうした状況が、ガザ地区でのイスラエルとパレスチナの責めぎ合いの背景にあった。つまり仕組みの先導役の崩れが、そうした現象を巻き起こす原因になっていたように思われる。地上の変化が仕組みの足を引っ張る、という逆の見方ができることはできるけれども。
 ところがここにきて、アンネさんは再び態勢を整えて、崩れた身体を立て直し、先導役としての役目に取り組み直し始めておられる。そして、元の位置より高いレベルへと昇り続けておられる。その立ち直りの状況は、イスラエルとパレスチナの停戦に向かう動きと重なるのである。
 ブッシュ大統領からオバマ大統領へと、二十日(現地時間)米国の大統領は引き継がれる。今後の中東への関与がどう展開していくかは、経過を見ていくしかないけれども、その動きにアンネさんの役目もかかわっていることは、間違いあるまい。
 アンネさんがユダヤの呪縛を払い除け、人種や血統を超越した立場で、地球人類の先導役の一人として働くことができるかどうか? それが仕組みの立場から見る世界の情勢、というものなのである。
 
 
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