月曜日   第四世代の仕組み  
  P31 平成21年3月9日(月)  

   現時点での仕組みの流れは、科学者を中心にした課題となっているが、旧体制側の圧迫が相当厳しい。それは世界経済をどん底にまで落とし込む形で現れているが、それが宇宙を支配する機械体制の防御活動だと認識できる者は、現場の人間レベルではまずいないのではなかろうか。
 見えない領域からコントロールされている我々の世界は、今旧体制の古い科学を乗り越える節目を迎えている。それが仕組み部分であるわけであるが、その部分に関しては必ずしも科学者が課題を担っている訳ではない。そのためにその部分に旧体制の攻撃が仕掛けられると、科学者だけでは耐えきれない。そんな状況下にあるのが現状である。
 科学者が今までにない新しい領域を開拓するためには、科学以外のエネルギーが必要である。簡単に言えば、それが仕組みというものであるが、その仕組みのエネルギーに触れるのは、そう簡単なことではない。というのも旧体制はそれを徹底的に妨害するからである。
 科学だけで現状打破ができるのであれば、おそらく過去のとっくの昔にそれはなされていたであろう。ところが旧体制宇宙は無限と言えるほどの長い間、決まりきった宇宙の形を守ってきただけであった。もしそれが形として改善する余地もないほどの立派なものであるとするなら、新しいものなど目指す必要もないだろう。ところが調べてみれば旧体制宇宙という世界は、どうにもならないほどのお粗末なものでしかない。
 それを打開するために自然のエネルギーが動くのである。それを仕組みと言う。つまり仕組みとは、必然的なエネルギーの流れでしかないのである。正常化しようとする動き、それが仕組みと言ってもいいようなものであるが、旧体制はそれをつぶしまくる。そこには自然をつぶした機械体制の身勝手な支配体制があるだけである。そしてそれを作り上げたのは、昔の物質科学者であった。
 悲しいのはそうして作り上げた自分たちの機械宇宙を、解消することも、改善することすらできないのが科学者である、ということなのである。今の科学者だけでは仕組みがこなせないのは、その部分である。科学者にまかせれば、旧体制の宇宙に行き着いて終りである。それでは元の木阿弥でしかない。科学者の限界がそこにあると思われる。
 ということになると機械体制の宇宙が作られたのは、必ずしも科学者の技術のみではない、ということになるのであるまいか。このことを確認することはなかなか難しいが、科学者が主導権を持って作り上げられたものであるなら、科学者で作り直すことはできる。それができないということは、科学者が必ずしも主導権を持っているわけではない、ということを示していることになる。
 だから仕組みは科学者だけではこなせない、ということになる。科学者は自然のエネルギーを壊して機械化してしまう。つまり仕組みのエネルギーすら、機械でコントロールしてしまうことになるのである。そのときは自滅のときであって、それを調整することができる者がいなければ、科学体制は旧体制を脱皮することは不可能である、ということになる。
 今地球の新しい科学者は、仕組みに則って新しい科学を生み出そうとがんばっている。それをつぶそうとする旧体制の圧迫はすさまじいが、それを守ることは今のところはできているようである。じわじわと科学者のレベルは新体制向きで上がっているとのこと。負けてはいないようである。
 
 
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