月曜日   第四世代の仕組み  
  P46 平成21年6月29日(月)  

   日本の政治が迷走している。これは仕組み的に見ると、第四世代の科学者の仕組みの影響が及んでいるからである。物領賢者三派の内の二番目の科学者の先導役は、成育が悪くて、ミタマレベルで見るとまだ7.3合目でしかない。賢者コース流の指導霊対応で測れば、8合目の合格点ということになるが、第四世代全体の仕組みから見ると、この進行速度はかなり遅いことになる。
 本来のペースであるならば、星レベルを超え、我々の宇宙の開ける星をも超えて、外宇宙ぐらいにまで昇っていなくてはならない。にもかかわらず未だに地球レベルでもがいているのは、旧体制の仕組みつぶしが激しいからである。そのことは逆の見方をすると、科学者の正常化がいかに恐れられているか、ということになる。
 科学者の仕組みエネルギーを受けている、麻生首相のブレ方がひどいのは、仕組み的に言うとそこらあたりに原因がある。現実政治家には迷惑なことだろうし、受け入れられないことかもしれないが、宇宙のエネルギーの動向から判断すれば、そういうことにしかなりようがない。そして麻生首相がつぶれそうでつぶれない、変なパワーを秘め隠しているのも、背景に仕組みのオーラが及んでいるからに他ならない。
 民主党にブレかかっていた流れを、地方分権の全国知事会が揺さぶり始め、自民党が再考をうながされ始めている。自分達の盟主を、一県の知事に明け渡すことなどできはすまい。地方分権は、道州制が前提にならなければ意味はないのだろうが、道州制とは、北海道を県レベルに四分割することができない、そういうところからくる発想であろう。
 この辺のことを仕組みの立ち場から説明すると、日本は五十県に分割されなくてはならないのである。それを可能にするためには、北海道を四分割するだけで簡単にできるのである。ところがその発想はおそらく現実的ではない、として受け入れられてはいない。
 要は県として十分に成熟していない、未開拓未開発ということでしかないのだが、そこには仕組み的には別の要素があるのである。地球の縮図である日本は、北海道を分割しない場合は、道州制にするしか調整できなくなる。その場合、日本は七州でなければ仕組み的には成立しないし、意味はなくなる。
 縮図は十ブロックから成り立っている。日本領域に七ブロック、あとは外国領である。ルソン島、台湾、南サハリン、この三つが加わって初めて道州制の意義が出るのである。北海道を四分割の県にできないのは、外国領の三つの地域が日本国のものではないからである。
 仕組みから見た地球の縮図の十ブロック、これを道州制とするならば、外国領をどう扱うか、中間領域の北方領土や、独立志向の沖縄をどう扱うか、そこまで視野に入れなければ、意味はない。五十県にもならない、あるいはなれない県知事グループが、地方分権を掲げて中央を揺さぶっても、何が出てくるだろうか?
 
 
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