月曜日   第四世代の仕組み  
  P50 平成21年8月3日(月)  

   七月の末頃から仕組みが大きく変貌し始めた。新体制宇宙の厳しい浄化活動の成果があがった結果、次の調整段階に入ったということではあるのだが、今回は少し今までとは状況に違いがある。以前の仕組みの場合は、パターン化されたものが設定してあって、それに則って取り組むしかなかった。しかし、それは成り立たないものでしかない。
 仕組みが仕組みとして成り立たないということは、前々からわかっていたが、それを何とかすることも仕組みではないか、そう考えて今までいろいろと探し求め続けてきた。そうした行動に関しては、旧体制の反発や妨害も激しくて、神界コースの仕組みの会である「光の会」つぶしや、先導役佐田殺しは半端なものではなかった。
 しかし宇宙では、そうした無秩序無ルールの機械運営に反対する勢力も多く、仕組みメンバーつぶしが決定的なものとなることはなかった。それでも果てしもなく広がった廃墟体制は、正統派宇宙を包み込んで、徹底的につぶしまくり、食いつぶして、支配し続けているのである。そうした魔的な機械妖怪と先導役佐田は、過去から長い時空を渡って戦い続けてきた。
 使い古しの宇宙のゴミや無限の廃墟の大掃除は、今回で四十九回目になる。長い時間と広い空間を使って運営される宇宙、そのひと宇宙が終ると、次の宇宙に向かって大掃除をしなければならない。そのときゴミ捨て場の機械ゴミを、完全に消さなくてはならないのであるが、機械ゴミはよその宇宙へ逃げて行き、さらには無限の廃墟にまで、潜り込んで隠れてしまうのである。
 それは創造段階での誤りと、魔的な機械に支配権を奪われているからで、その永遠の廃墟機械体制と戦うことは、容易なことではないのである。よその宇宙でそれに成功しているのは、せいぜい一度か二度なのだそうで、佐田の四十八回は今のところ最長不倒距離なのだという。だとすれば今回の四十九回目も、是が非でもやり遂げなくてはならない。
 そんな思いでここまでがんばってきたが、その成果があって、ここにきて仕組みが変ってきたのである。パターン化された無意味なものが次第に薄れ始めてきたのである。神界コースで成功している仕組みを、年数で打ち切って次に移してしまうやり方は、旧体制の仕組みつぶしのきたない手法であって、それを打ち破らないかぎり仕組みの成功はおぼつかない。
 ここにきて仕組み革命の結果が出始め、パターン化された無意味なものから、改めて神界コース中心の新体制の仕組みに戻りつつある。その切り替え調整で今は大忙しである。
 
 
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