月曜日   仕組み革命  
  P11 平成21年11月16日(月)  

   新しい仕組みは、どんどんその姿を現し始めている。縮図日本の仕組みが第一段階だった、神界コースの仕組みは、真の第二段階に入って世界の仕組みに広がった。光の会は、既にその課題に取り組んでいるが、その動きは思いがけないものを目指す形になって進んでいる。
 物質世界のすぐ隣りに幽界があることは、ほとんどの人間が知っていることである。それを認めるか無視するかは別として、物質の人間が出入りできる別の世界があることは、以前から知られていた。日本では神仙界として正式に認められていたし、インドなどではハイラーキーと呼ばれるそうした領域がある。
 ヨーロッパなどでは、神界の世界に物質人間が入り込んでいるし、北欧では中世までは幽界が当たり前のように、物質世界に開かれていた。北欧や北米の一部には、まだそうした特殊な領域があるそうである。こうした分野に興味をもっている者なら、その程度のことは常識ではあるまいか。
 ところが一般的には、そうしたことは非現実的なものとして拒絶されている。科学文明がそうした傾向を生み出しているわけであるが、そうした物質化が進めば進むほど、逆の現象が起こっているのは不思議なことである。絵画や映像の世界では、異世界と呼ばれる、以前とは違う様式で、そうした別世界のことが表現されている。
 それはある意味では、コンピューターという高度に発達した機械が生み出す世界であって、近未来にはそれが現実のものになる、そうしたことへの予兆や期待があるように思われる。しかし、それはまだ旧世界の機械妖怪宇宙の現実化であって、真の進化とは言いがたい。仕組みはそれを真の正しい世界へと整えていく性質のものである。新しく生まれ変わった仕組みは、その道を静かに歩み始めている。
 物質化が進んでいくにつれて、失われていった異次元との正しい接点を、仕組み的に開拓するという、そうした新しい目標が現れてきているのである。過去の宇宙の歪んだ形のものではなく、新しい世界に進化した、今までにはない形の、レベルの高い特殊領域が必要なのである。神界コースの光の会は、新しいその目標に向かって進み始めた。
 
 
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